今年のお歳暮、「本物志向・品質重視」で"プレミアム"に注目!

今年のお歳暮の特徴は?

百貨店では既にお歳暮商戦が本格化している。各社、"プチぜいたく"商品に力を入れているといい、実際にそれらの売れ行きも好調という話を耳にする。そこで今年のお歳暮の特徴について、ギフトコーディネーターの冨田いずみさんに聞いた。

「長い間の景気低迷や震災による復興問題などによる閉塞感から、気分だけでも上向いていきたいという思いとアベノミクスのイメージ戦略が功を奏して、贈り物だけはちょっとぜいたくにという流れが出てきています。また、企業間や仕事関係の贈答が控えられ、親戚や本当にお世話になった方、ごく親しい友人間などで贈り合うという非常にパーソナル化された傾向が見られます」。

実際に選ばれる商品の特徴としては、「高品質であり、安心安全なもの、信頼できる老舗や大手ブランドを選んでいきたいという思いが強いようです」。食品偽装が次々と発覚している昨今だからこそ、本物志向、品質重視といった消費者心理もうなずける。

贈られる側としては、「通常の贈り物よりは比重を持たせ、ふだん親しんでいる商品でもお歳暮限定のものやプレミアム感のある味はもちろん、デザイン的にもより見栄えするパッケージやラッピングのものを皆さん期待されています」。

さて、お歳暮の定番商品といえば、ビールがまず浮かぶ人も多いだろう。そんな中でもストレートにプレミアム感を訴求できるのがサントリー「ザ・プレミアム・モルツ」。ゴールドを主体としたパッケージデザインも大切な人へのギフトにピッタリだが、もちろん中身もプレミアム。「ビールの理想を追求し、素材と製法に徹底的なこだわり持ってつくられたプレミアムビールです」(サントリー担当者)と、サントリーからも気合いのこもったコメントが寄せられている。

さらに今年は「ザ・プレミアム・モルツ<コクのブレンド>」も登場。ザ・プレミアム・モルツとザ・プレミアム・モルツ<黒>をブレンドしたもので、まろやかで芳醇なコクが楽しめるという。今しか飲めない限定醸造ということで、さらなるプレミアム感が演出できる。今年のお歳暮、まだ決まっていない人はザ・プレミアム・モルツを選んでみては? ビール好きな人には必ず喜ばれることだろう。