12月1日から本格的に開始する。

現在、企業規模100人以上の企業での「部長」「課長」「係長」などの女性の役職割合は10.6%

リラクゼーション施設を運営するリラクは、女性の雇用と活躍を推進する「マザーズプロジェクト」を、12月1日から本格的に開始する。

女性管理職の割合を5割までアップ

現在、企業規模100人以上の企業での「部長」「課長」「係長」などの女性の役職割合は10.6%となっているが、同社の女性管理職の割合は約40%となっている(2013年現在)。同プロジェクトでは、女性管理職の比率を引き上げ、5割まで上げることを目指す。

さらに、独自の研修で子を持つ母親層を積極的に雇用。研修施設「リラクカレッジ」では、業界唯一の認定資格「リラクゼーションセラピスト1級・2級」の検定試験を開催している。資格取得者は、同社でセラピストとして雇用。女性ならではのきめ細かさやコミュニケーション能力を発揮できる場を提供する。

また、同社は11月に110店舗を達成した。今後は3年で300店舗、将来的には3,000店舗の展開を目指している。出店ペースが今後、加速することをふまえ、施術やサービスを提供するセラピストとなる人材の確保が課題としており、母親層や結婚を機に離職した女性の起用を積極的に行っていく。

また、同社では社員の子供たちを職場に招待し職業体験を行う「子供参観日」などユニークな社内制度を整えている。既婚者や産休取得者、育児中の社員が増える中、産休後も継続して働ける雇用環境づくりや、退職してもその後に復職しやすい制度を導入、仕事と家庭の両立を支援する体制を強化している。