ソニー生命保険は14日、「女性の活躍に関する調査」の結果を発表した。同調査は、10月25日から10月28日の4日間に、全国の20歳~69歳の女性を対象としてインターネットリサーチで実施し1000人から回答を得た。

家事の時給換算額評価では「未就学児の育児・世話」が1180円と最も高い

全回答者(1000人)に、毎日の家事や地域での貢献を時給に換算するといくらになると思うか、自由回答形式で聞いたところ、平均額が最も高かったのは「未就学児の育児・世話」で1180円。2位は997円で「小学生以上の子どもの育児・世話」となり、子育ての時給換算額が上位を占めた。以下、「食事の準備・後片付け」942円、「掃除・洗濯」847円、「お買い物」778円、「地域社会での貢献」761円となっている。

家事の時短化 強い味方は「ネット通販」、欲しい便利家電は「ロボット掃除機」

家事にかかる時間を短縮できる便利な家電・商品・サービスについて、まず、現在使っているものについて聞いたところ、1位は「ネット通販(スーパーは含まない)」で42.4%。いまや一般的になった「ネット通販」は、忙しい女性の味方となっているようだ。また、2位と3位には「調理済み食品(お弁当やお惣菜)」(37.0%)、「電気ケトル」(28.6%)がランクインし、毎食にかかる手間を少しでも省きたいという気持ちがうかがえるとしている。なお、4位は「洗濯乾燥機」27.4%、5位は「食器洗い機」24.8%だった。

次に、欲しい・使いたいと思うものについて聞いたところ、1位は「ロボット掃除機」で29.2%。スイッチひとつで掃除をしてくれるなら、と期待する人が多いかもしれないとしている。以下、2位「ネット通販」(26.1%)、3位「食器洗い機」(24.6%)、4位「調理済み食品」(22.0%)、5位「洗濯乾燥機」(21.3%)となった。

その他の調査結果トピックス

  • 女性は"イキイキ"と活躍できている? "女性の職場での活躍を実感"は4割

  • 6割の女性意見 職場での活躍のためには「保育サービスの充実」が重要

  • 女性の職場での活躍に必要なこと 「短時間勤務が可能な制度」に半数が同意

  • 60代女性の約半数が"イキイキ"と働くには「男性の介護参加」が必要と実感

  • "女性の職場での活躍により経済は活性化すると思う"約7割

  • "クオータ制を推進すべきだと思う"4割半、"女性リーダーは増えると思う"6割半

  • コラボワークなど新しい働き方の普及は女性の活躍の推進に好影響?

  • ワーキングママの強みは"ママ視点" 77%が同意

  • 4人に3人が"ワーキングママが活躍する企業を応援したい"

  • 日常生活で怠りがち・不足しがちな事 7割以上が「適度な運動」

  • 手軽さが人気? 健康増進のために楽しみたいスポーツ・運動1位「ウォーキング」

  • 世界大会で日本人女性の活躍が期待できるスポーツ トップは「レスリング」

  • 健康的に活躍していると思う女性アスリート「浅田真央」選手がダントツ1位

  • 60代女性の約半数が、人生において夢や目標、計画を「もっている」