井浦新、"生きる映像"のナレーションに挑戦! 息子の反応「食い入るように」

BBC EARTHによる世界213カ国で放送されたドキュメンタリー･シリーズ『ウォーキング WITH ダイナソー』のBlu-rayとDVDが12月18日に発売されることが決定し、ナレーションを俳優の井浦新が務めることが7日、明らかになった。

本作は1999年にイギリスのBBCが制作したテレビシリーズで、英国アカデミー賞(TV部門)を2部門で受賞、6部門でエミー賞にノミネートされるなど、世界的にも有名な作品。三畳紀から白亜紀にわたる恐竜の生態が、CGを駆使したバーチャルドキュメンタリーとして描かれ、エピソードごとに核となる恐竜に焦点を当てつつ、共に生息するほかの恐竜の生態もリアルに再現している。

ネイチャードキュメンタリーのナレーションは今回が初となる井浦は、「自分が恐竜の世界に入り込んで、森の茂みからのぞいている気持ちでナレーションをしてみようと、実際に体感している様な感覚で語りたいと思い挑みました」とコメント。収録を終え、「自分が映像の中の世界にいるようでとても楽しかったです」と振り返り、演技とナレーションの違いについては、「俳優のお仕事の時は、言葉や間、感情の表現、体により世界を伝えていくのですが、ナレーションのお仕事は作品によって、感情を表すのか、もしくは、感情を出さず発信するのかで"言葉"をきっかけに視聴者自身の想像をいかに駆り立てるかだと思います」と語っていた。

また、息子と一緒にサンプル映像を鑑賞したことを明かし、「英語版でも、とても興味を持って食い入るように見ていました」と父親としての顔をのぞかせる井浦。「完成度の高い映像で恐竜の世界を見られるのは恵まれていますし、この様な作品だからこそ大人が見ても残酷なシーンや悲しいシーンなども見せる事ができ、そこから学べることも多いと思います」と説明し、「ものすごく作りこんだ作品なので、内容、映像のクオリティともに、とにかく素晴らしく、子供と一緒に親も楽しめる作品です。楽しめるのと同時に学べる、"生きる映像作品"だと思いました」とその魅力を語っていた。

『ウォーキング WITH ダイナソー BBCオリジナル･シリーズ』は、12月4日からレンタルをスタートし、18日に発売される(Blu-ray:7,035円　DVD:5,985　発売元:BBCワールドワイド　販売元:エイベックス･マーケティング)。