ボルボ・カー・ジャパンは、23日から一般公開される「第43回東京モーターショー2013」の出展内容を発表した。アジア初公開となるコンセプトカー「コンセプト・クーペ」をはじめ、7台の車両を展示する。

「ボルボ・コンセプト・クーペ」

出展の目玉となる「ボルボ・コンセプト・クーペ」は、新しいボルボ・デザイン部門のトップであるトーマス・インゲンラート氏の下でデザインされた2ドアクーペ。新プラットフォーム「SPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)」の特徴を生かした新世代のボルボ・デザインの可能性を示唆するモデルとなっている。

パワートレインは、スーパーチャージャーとターボチャージャーの双方を備える新開発の4気筒2.0リットルエンジンと、車体後部に搭載する電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステム。システム全体で約400PSの最高出力を発生する。

その他の展示では、60シリーズの最新モデル「R-DESIGN」の3台、人気のプレミアムコンパクト「V40」のバリエーションモデル3台を展示。ブーススタンドは最新のボルボショールームコンセプト「VRE(Volvo Retail Experience)」を反映したスカンジナビアンテイストで、ブース中央には、ヒューマン・セーフティ(歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避軽減フルオートブレーキシステム)のしくみを解説するエリアが設けられる。