ひょんなことから死んでしまった俺。彼女が泣いているのが見える。……と思ったら、彼女がふと俺の机の引き出しを開けた。あああ、そこには大事にしていた秘密のエロ雑誌がーーー!! 今回は、マイナビニュース会員のうち男性200名に、自分が死んだ時に恋人に見られたくないものについて、語ってもらった。
Q.自分が死んだとき恋人に見られたくないものはありますか?
はい 34.0%
いいえ 66.0%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどんなものですか? 見られたくないのはどうしてですか?
■アダルト関係
・「隠しているエッチなビデオ」(26歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「机の中のエッチな本」(30歳男性/その他/その他)
・「H-DVD、性癖がばれる」(49歳男性/その他/その他)
・「エロDVD、恥ずかしいので」(30歳男性/商社・卸/営業職)
・「企画全般のDVD……企画ものはなんとなく恥ずかしい」(35歳男性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
■デジものは危険
・「メールの内容」(44歳男性/食品・飲料/技術職)
・「HDD内の動画、写真……一応、パスワードは掛けていますが」(53歳男性/電機/技術職)
・「パソコンの中身、メールやHPの履歴」(42歳男性/その他/その他)
・「パソコンのパス付フォルダは見られたくない」(34歳男性/情報・IT/技術職)
・「ハードディスク、機密情報が入っているから」(28歳男性/機械・精密機器/技術職)
■自分自身ともいえる情報
・「ボイスレコーダーに録音した自分の鼻声は恥ずかしいから聴かれたくない」(23歳男性/情報・IT/技術職)
・「自分の全てが詰まっているのでハードディスクの中身」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「PC内の秘密のファイル、恋人に限らずとても見せられない」(44歳男性/電機/技術職)
■コアな趣味
・「ひそかに独りで楽しんでいる趣味のグッズ」(33歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「パソコン、マンガ……マニアックな趣味がばれてしまうから」(29歳男性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「同人誌、HD」(28歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「女の子のお洋服……恥ずかしいから」(43歳男性/食品・飲料/クリエイティブ職)
・「CDのコレクション、コアなバンドのCDばかり持っているので引くと思うから」(29歳男性/運輸・倉庫/技術職)
■思い出の痕跡
・「学生時代の成績表、何となく」(37歳男性/その他/技術職)
・「手帳」(50歳男性/電機/技術職)
・「日記、はずかしい」(29歳男性/金融・証券/販売職・サービス系)
・「恥ずかしい写真、過去のこととはいえ、見つかったら……」(41歳男性/ソフトウェア/営業職)
・「昔の恋人からもらったもの」(33歳男性/学校・教育関連/販売職・サービス系)
■変わり果てた自分の姿
・「自分の死体」(21歳男性/金属・鉄鋼・化学/営業職)
・「間抜けな死に顔」(57歳男性/情報・IT/クリエイティブ職)
■総評
自分が死んだとき恋人に見られたくないもの、男性編では予想通り(?)アダルト・AV関係のものが最も多く、半数以上の人がそう回答していた。エッチなビデオやDVDなどは「恥ずかしい」「性癖がバレる」と赤面する男性多数。また、AV関係かどうかは定かではないが、パソコンや携帯、HDDなどのデジタル機器の中身も「見られたくない」「パスワードをかけている」と厳重な取り扱いを求める声が並んだ。集めたり、発信したりしている情報こそ「自分の全て」「自分自身」と考え、見てほしくないと願う男性も多かった。恋人ならある程度は分かっていることかもしれないが……。
同様に、マンガやアニメ、同人誌などのコアな趣味をもつ男性たちも、その趣味が死後に露呈してしまうことに恐れを抱いている様子。中には「女の子のお洋服」を集める趣味の方もいた。確かに、恋人だったらちょっと引いてしまうかも?!
日記や写真、昔の恋人からもらった品などは、恥ずかしさと同時に、浮気などの問題発覚を恐れている部分もあるだろう。究極の恥ずかしがり屋さんたちは、自分自身の死に顔や死体は見られたくない、という回答を寄せてくれた。死んでも死にきれない、とはこのことだろうか。シャイな男性は、安らかに眠れる日はなかなか訪れないかもしれない。
(文・アリウープ 中嶋絵里)
調査時期: 2013年10月9日~2013年10月11日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート