JR西日本は11月3日、網干総合車両所(兵庫県太子町)の一般公開イベントを開催する。おもな内容は、お座敷列車「あすか」をはじめとした車両展示や、大型天井クレーンによる車両の空中移動、牽引車による車両移動、台車検査といった車両所の仕事見学など。車輪の削正、台車の移動、台車反転装置などの台車検査の様子も見学できる。

網干総合車両所一般公開で展示されるお座敷列車「あすか」

ユニークな催しとして、子供を対象とした「オリジナルヘッドマーク作成体験」も開催。ヘッドマークよりもやや小さめの紙に自由に塗り絵してもらうもので、完成した絵を実際の実際の車両に貼り付け、記念撮影もできる。その他、車両所を紹介するビデオの上映や、車掌体験、ミニSL・ミニ新幹線の乗車体験、電車運転シミュレーションの体験、車両に乗車したまま車両洗浄の様子を見学する「車両洗浄体験」、鉄道グッズ販売などの催しを予定。なお、一部のイベントへの参加には整理券が必要で、整理券は当日会場にて配布する。

網干総合車両所一般公開の開催日時は、11月3日10~15時(入場は14時30分まで)。入場無料。当日は山陽本線網干駅から会場まで無料シャトルバスを運行する。同日開催の「太子ふるさとあすかまつり」の会場(太子町あすかホール)と網干総合車両所・網干駅との間にも無料シャトルバスが運行される。