風邪の民間療法に地域差が!　北海道は「首にネギを巻く」、東北地方は?

トレンド総研は全国15地域に在住する20代以上の男女を対象に、「風邪への対処方法に関する調査」を実施した。調査は9月26日～30日にかけて行われ、750名から有効回答を得た。

「生姜湯を飲む」は半数以上が支持

まず、風邪への対処方法で、「効果がある」と聞いた民間療法はあるか尋ねたところ、85%の人が「ある」と回答。具体的にその民間療法を聞くと、最も多くの人からの支持を得たのは、57%が選んだ「生姜湯を飲む」だった。 2位は「卵酒を飲む」(49%)、3位は「ネギを首に巻く」(40%)、4位は「お茶でうがいをする」(39%)となっている。

民間療法の地域別の支持率を見てみると、北海道地方では、「ネギを首に巻く」「大根に蜂蜜をかけて食べる」に支持が集まった。北東北地方は「にんにくを黒く焼いて食べる」、四国地方は「生姜湯を飲む」、 「キンカン酒を飲む」が、他地域よりも多い支持を集めていた。

風邪の時は生姜やりんごを食べる!?

次に、風邪をひいた時に意識的に食べているものについて聞くと、1位は「生姜」(54%)、2位は「りんご」(32%)、3位は「にんにく」(32%)だった。上記の民間療法で1位となった「生姜湯」と同様、風邪をひいた時は「生姜」を摂取する人が多いことが分かる。

“食”以外の方法として「よく行う、風邪をひいた時の対処方法」を聞いたところ、1位は「身体を温めて寝る」(83%)だった。2位は「お風呂・サウナで温まる」(30%)、3位は「温かいお酒を飲む」(15%)だった。

また、こだわりの対処方法について聞くと、「首筋にタオルを巻き、布団にグルグル包まって寝る」「毛布を頭からかぶり、汗をかいて熱を下げる」といった身体を温める対処方法や、卵酒やスポーツドリンク、カレーライス、アイスクリームなどと特定の食品を食べるという方法を挙げる人も見られた。