第一生命保険はこのたび、当面の10年貸付基準金利を1.25%とすると発表した。

金利水準

  • 1.25%(0.10%引き下げ、直近の改定は9月10日)

同金利は10年スワップレート・10年近傍国債流通利回り・公募普通社債発行時の実質レート等を総合的に勘案して、同社が独自に決定。

適用開始日

  • 10月10日(木)

10年貸付基準金利は長期貸付の金利を決定するにあたり指標となる金利として1995年1月より設定してきたという。国債・スワップ・社債等の各市場が発展するに伴って、貸付の金利を決定するにあたり市場金利に信用スプレッドを加える形式が定着してきており、同金利は一定の役割を果たし終えたと判断し、10月末日をもって収束することとしたとしている。

なお、安全性・収益性に加えて社会性・公共性にも配慮した資産運用の一環として、今後とも企業貸付に積極的に取組み、社会経済の安定的な発展に貢献していくとしている。