アウディ・ジャパンはこのほど、プレミアムミッドサイズSUV「Q5」をベースとしたSモデル、新型「SQ5」を発売した。最高出力を354PSにまで高めた3.0リットルのV6 DOHCスーパーチャージャーエンジンを搭載する。

10月8日のアウディ・ジャパン記者発表会でも、「SQ5」について言及された

アウディのSモデルは、ハイパワーエンジンやフルタイム4輪駆動クワトロシステムなどを搭載するハイパフォーマンスバージョン。「SQ5」は、「Q5」に搭載されているV6 3.0 TFSI エンジンをチューンし、最高出力を272PSから354PSにパワーアップした。

エクステリアには専用デザインのシングルフレームグリルを採用し、プラチナグレーのダブルクロームバーがプレステージ性とスポーティさを強調。スポーツサスペンションも採用し、車高が30mmローダウンされた。アルミニウム調のドアミラーや20インチホイール、リヤディフューザー、リヤスポイラーなども装備されている。

インテリアは黒を基調としたカラーコーディネートでまとめられ、アルカンターラとレザーのスポーツタイプのシートを装着した。メーターパネルやステアリングホイールに、「SQ5」のバッジとマットブラッシュトアルミニウムのデコラティブパネルが配され、スポーティさに拍車をかけている。トランスミッションは8速ティプトロニックが搭載され、ハンドルは右のみ。価格は749万円となっている。