メルセデス・ベンツ日本は、最高級セダン「Sクラス」を8年ぶりにフルモデルチェンジし、予約注文の受付を開始した。11月上旬から販売、納車を開始する。自動車に求められるあらゆる要素を高次元で究めた「新時代のプレステージカー」として開発された。

「S 400 エクスクルーシブ」

世界の自動車の指標とされてきた「Sクラス」は、今回のモデルチェンジでもその伝統を受け継ぎ、「最高の自動車」をめざして開発された。時代の最先端を行く「インテリジェントドライブ=知能を備えた革新的テクノロジー」「エナジャイジングコンフォート=究極の快適性」「エフィシェントテクノロジー=徹底した効率向上」が開発コンセプトに。

エクステリアは威厳を感じさせる存在感を持ちながらも、クーペのように流麗なラインが採用された。インテリアも、流れるようなラインの一体感あるデザインとし、各部に最高級の素材を使用することで高級感を高めている。

エンジンは3.5リットルV6直噴エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムと、4.7リットルV8直噴ターボ、5.5リットルV8直噴ターボの3種類。大型高級セダンセグメントで初めて、エントリーモデルにハイブリッドパワートレインを採用した。

「S 550 ロング」

「S 63 AMG ロング 4MATIC」

「S 63 AMG ロング」

「S 400 ハイブリッド with AMGスポーツパッケージ」

「S 400 ハイブリッド」

ファーストクラスパッケージ

ショーファーパッケージ

新型「Sクラス」では、「知能を備えた」ともいうべき新時代の革新的テクノロジー「インテリジェントドライブ」が大きな特徴に。安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」をさらに進化させるとともに、車間距離の維持や斜線のカーブに合わせてステアリング操作まで行う「ディストロニック・プラス」のほか、「BAS(ブレーキアシスト)プラス」「PRE-SAFEブレーキ」「リアCPA(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム)」を組み合わせたものだ。価格は、「S 400 ハイブリッド」が1,090万円、「S 550 ロング」が1,545万円。「S 63 AMG ロング 4MATIC」が2,340万円など。