ビー・エム・ダブリューはこのほど、SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)「X3」に、「BMW SOSコール」「BMWテレサービス」「オートマチック・テール・ゲート・オペレーション」を全車標準装備し、全国のBMW正規ディーラーで販売を開始した。

BMW「X3」

「X3」はインテリジェント4輪駆動システム「xDrive」(エックスドライブ)の採用により、オフロード走行性能とオンロードにおける走行性能を高いレベルでバランスさせたSAVモデル。今回、車両に通信機能が搭載されたことで、「BMW SOSコール」「BMWテレサービス」が利用できるようになった。

「BMW SOSコール」は、万が一の事故発生時にSOSコールセンターに接続し、救急や消防といった機関の早急な手配を可能にする。「BMWテレサービス」は、車両のメンテナンスやバッテリー電圧の低下といった情報を、自動的に担当のBMW正規ディーラーに通知。サービス予約が簡単となり、より正確なサービスを受けることができるようになるという。

「BMW SOSコール」

また、リモート・コントロール・キーの操作やテール・ゲート先端のボタンにより、テール・ゲートの自動開閉が可能な「オートマチック・テール・ゲート・オペレーション」も全車に標準装備され、利便性が高まった。価格は、184PSの2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載する「X3 xDrive20i」が547万円、306PSの3.0リットル直列6気筒ターボエンジンを搭載する「X3 xDrive35i」が701万円など。