マツダは13日、軽トラック「スクラムトラック」を14年ぶりにフルモデルチェンジし、20日に発売すると発表した。価格は78万4,350円~117万1,800円。

「スクラムトラック KX」

新型スクラムトラックは、車体のレイアウトを全面的に見直すことで、クラストップレベルの最少回転半径3.6mを実現するとともに、荷台フロア長2,030mmという広い荷台と居住空間の拡大を両立。

また、56km/hオフセット衝突法規への対応や、防錆対策強化による長期サビ保証の実現など、軽トラックに求められる安全性や耐久性も向上させている。新型エンジン「R06A型エンジン」や高張力鋼板の採用による車体の軽量化などにより、「KCエアコン・パワステ」(2WD・5MT車)では、JC08モードで18.6km/Lという低燃費も達成した。

そのほか、フロントウインドーを前方に移動して頭部前方の空間を拡大、荷台床面地上高は作業しやすい650mm、配光性に優れるマルチリフレクタータイプのハロゲンヘッドランプを全車に採用、オーディオ周辺に豊富な収納スペースを設けたほか、大型インパネアッパートレーを装備するなど豊富な収納スペースを用意、「平成19年排出ガス基準」および「平成27年度燃費基準」を全車で達成、など特徴や改良点がある。