家に帰ってくると、ポイポイ脱いだものを捨てていくダンナ。何度お願いしても、洗濯カゴに入れてくれないのはどうしてなの? これさえ直してくれれば、私もイラッとせずに済むのにな……。今回は、マイナビニュース会員のうち既婚女性200名に、夫に対して直してほしいところはあるか尋ねた。
Q.夫に対してこれだけは直してほしいと思うところはありますか?
はい 53.0%
いいえ 47.0%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどんなところですか? どうして直してほしいと思いますか?
■片付けなさい!!
・「ものを片づけないところ……私が片づけるのが大変、子供がいたずらをしてしまうので」(26歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「片付けない、部屋に人を呼べない」(26歳女性/印刷・紙パルプ/技術職)
・「ゴミはごみ箱へ捨ててほしい」(30歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)
・「その辺で靴下を脱ぎ捨てていること」(28歳女性/その他/その他)
・「服を脱ぎっぱなしにすること」(52歳女性/金融・証券/事務系専門職)
・「物を出しっぱなしにするところ」(31歳女性/医療・福祉/専門職)
■経済観念について
・「ケチなところ、正直やってられない」(38歳女性/金融・証券/営業職)
・「お金にルーズな所……将来のことを考えて貯蓄したいが、自分の趣味や交際費にあるだけお金を使うので、全然貯蓄できない」(29歳女性/医療・福祉/事務系専門職)
・「どんぶり勘定」(30歳女性/自動車関連/事務系専門職)
■節約できない男たち
・「節約を意識しないところ」(31歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
・「TVつけっぱなしで寝ちゃう」(34歳女性/情報・IT/技術職)
・「電気をこまめに消すようにしてほしい」(31歳女性/医療・福祉/専門職)
・「やたらティッシュを使う」(27歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)
■性格への不満
・「すぐ怒鳴るところと言い方を直してほしい、腹が立つので」(31歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「とにかく短気」(29歳女性/医療・福祉/専門職)
・「自分さえよければという部分が多すぎる、端的に言えば自己中、人として根本からおかしい」(31歳女性/通信/販売職・サービス系)
・「子供っぽい考え方」(37歳女性/その他/その他)
・「優柔不断で、決断力がなく、グズグズしているところ」(45歳女性/その他/その他)
■私に対する態度
・「嘘をつく」(42歳女性/その他/その他)
・「約束を守らない」(33歳女性/その他/クリエイティブ職)
・「いいわけが長い」(28歳女性/食品・飲料/秘書・アシスタント職)
・「話を聞いてない」(34歳女性/ソフトウェア/技術職)
・「あいづちが少ない」(33歳女性/その他/その他)
・「言ったことはやってほしい、予定が狂うから」(30歳女性/その他/その他)
・「明らかに自分のせいなのに、私に八つ当たりするところ」(26歳女性/その他/事務系専門職)
■食事について
・「食べ方が汚い」(40歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「食事が出来上がり呼んでも、全然テーブルについてくれない……こっちは最高の状態(熱さ加減等)で出しているのに私の思いを理解してくれていない」(36歳女性/電機/技術職)
・「家にいるとき、ヨーグルトのふたをなめること行儀が悪いので、子どもに見せたくない」(29歳女性/ソフトウェア/技術職)
・「牛乳とかをびみょーに残す、そんだけなら飲み干せ!と思う」(27歳女性/その他/その他)
■オジさんっぽくて……
・「おなら、くさいから」(27歳女性/小売店/営業職)
・「歯磨きのときにオエーというところ」(26歳女性/金融・証券/営業職)
■総評
夫に直してほしいところ、一番多かった意見は「片付け」に関することだった。服を脱ぎっぱなし、使ったものを出しっぱなし、靴下脱ぎっぱなし、など、大きな子どものような振る舞いに、妻たちはお母さんのような気持ちになってしまうようだ。引き出しがちょっとだけ開いている、窓のカギを最後まできっちり閉めない、という指摘もあった。
お金に関しては、ケチで締まり屋過ぎるという意見と、ムダ使いが多過ぎるという意見に分かれた。節約に関しては、テレビや電気をこまめに消すことができない夫に嘆いている妻が多かった。浪費家な夫に「私の努力が踏みにじられている気がしてイライラする」と怒りまじりの女性の声も。趣味に関することでも、ゲームや車など自分だけの喜びにお金を使ってしまう夫を苦々しく思っている意見が見られた。タバコやお酒を止めてほしい、という回答も目立ったが、健康を心配する気持ちと同時に、浪費への不満に近い感覚もあるように見える。
性格に関する不満も多かったが、妻たちが一番イヤなのは「すぐ感情的になる」夫のようだ。父親になってもワガママな夫に対して「子どもは自分の思うようには動かないのだから、子ども中心に物事を考えてほしい」と、大人になることを求める声もあった。"少年のような"といえば聞こえはいいが、子どもと同レベルの思考・行動では、妻も「私はあなたのお母さんじゃない!」と不満に思っても仕方ない。
朝起きてほしい、夜リビングで寝ないでほしい、など家庭内での小さな要望も集まった。お風呂上がりに素っ裸でウロウロ、おなら、歯磨きでえずくなど、オジさん的な行動をイヤだなと思っている女性も多い。自分の家とはいえ、男性も少しだけデリカシーをもっていると、妻から好印象を抱かれるかもしれない。
(文・アリウープ 中嶋絵里)
調査時期: 2013年7月12日~2013年7月19日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート