フリーアナウンサーの宮根誠司が司会を務めるトークバラエティー『宮根のどないアングルSP!~どうでもいい!?究極の選択~』(関西テレビ 10月1日 深夜1:04~)の収録がこのほど、大阪市内で行われ、同局出身のフリーアナ・桑原征平、梅田淳、山本浩之がトークバトルを繰り広げた。

写真左から、桑原征平、宮根誠司、梅田淳、山本浩之

番組では、関西テレビの歴代看板アナウンサーに朝日放送出身の宮根も加わった元・局アナによる激論を展開。強烈な個性を放つ3人に囲まれた宮根は「今日はやりにくそう」と漏らしたが、その不安は的中した。ライオンに襲われるなどの体当たりリポートで名を馳せた元祖・バラエティーアナの桑原が大暴走。宮根と同じ2003年にフリーに転身した梅田に「これだけ差がついて…。君は人間性が問題やな」と攻撃するなど容赦なしの爆笑トークを繰り広げ、宮根を「関テレって、なんでこうなん?」とタジタジにさせていた。

収録後、会見に臨んだ宮根は「フリーアナウンサーは孤独なもの。他局とはいえ、先輩アナとこんなにしゃべることができて、局アナ時代を思い出して懐かしかったです」とトークを楽しんだよう。桑原は「梅田、山本と久しぶりに同じ仕事ができてうれしかった。みんな、それぞれの場所で新しい人と仕事ができているのはありがたいことです」と収録中とは打って変わった後輩たちへの思いをのぞかせた。

さらに会見では、梅田が「局アナ時代と違い、自分で自由に時間を切り貼りできている楽しさがある」とフリーアナの仕事ぶりを語り、山本がラジオで初めてレギュラーパーソナリティーを務めるMBSラジオの新番組「ヤマヒロのぴかいちラジオ」(10月スタート)に「ラジオをやりたいと局を飛び出したので、いよいよだとワクワクしています」と意気込むなど、話は大いに盛り上がったが、これをすべて"持っていった"のはやはり桑原。現在、ABCラジオで3本のレギュラー番組を持つ桑原が「もうラジオという"死に場所"を見つけた。今日の出演を最後に、もうテレビには出ません!」とテレビ引退宣言をぶち上げ、梅田を「各社の記事の見出し、全部これになるやん!(引退で話題をさらった)宮崎駿やん!」とブチ切れさせていた。