近年は資格や検定がちょっとしたブームとなり、意外なものが存在することも。その中でも今回は、営業トークに使えそうな検定をご紹介。取得しておけば実生活でも役に立つかも?!

■夜景に詳しくなれる「夜景鑑賞士検定」

「夜景鑑賞士検定」は一夜景観光コンベンション・ビューローの主催により行われており、「夜景検定」とも呼ばれています。夜景に興味を持つ人や観光業界への就職を目的としている人を対象としており、1~3級まで用意されています。2~3級はWEBでの受験が可能となっており、出題範囲は公式テキストや追加認定された日本夜景遺産などからとなっています。3級は初級レベルで合格も目指しやすく、いずれも公式サイトから情報を入手できるので、受験前に目を通しておきましょう。

■歴史ある映画文化を知り尽くす「映画検定」

「映画検定」はキネマ旬報社が主催しており、1~4級まであります。映画の歴史や作品そのもの、俳優やスタッフ、業界などに関する知識が問われ、映画を深く知ってもらうことを目的としています。2~4級は4肢択一マークシート方式で1級は記述もあり、70%以上で合格となります。営業先の相手が映画好きなら話題も盛り上がることでしょう。毎年開催されているわけではないので、公式サイトで情報をこまめにチェックしておくことをオススメします。

■日本と世界の歴史知識が豊富「歴史能力検定」

「歴史能力検定」は歴史能力検定協会によって行われており、歴史に関する理解を問われます。1~5級(準3級を含む)があり、3級で高校卒業程度、2級はそれ以上、1級は専門家レベルとなります。合格によって通訳案内士試験の試験科目が一部免除されるなどのメリットもあるので、歴史に興味がある人はぜひチャレンジしてみましょう。近年では歴史に関心のある人は多く、特に社長などは日本や世界の歴史や文化に深い関心を持つ人も多めなので役に立つ機会も増えるでしょう。試験時間は50分で正解率60%が合格目安です。公式サイトでは例題や検定にオススメの本が紹介されています。

■旅行好きにはたまらない「旅行地理検定」

「旅行地理検定」は旅行地理検定協会によって行われており、1~4級が用意されています。国内・海外の観光地などから出題され、知識や教養が問われます。観光業界の人だけでなく、旅行好きな人はもちろん、出張が多い人にもオススメ。毎年2回実施され、インターネット試験も用意されているため、初心者にも受験しやすくなっています。

営業に生かすことも大事ですが、自分自身がその検定に興味があることが何よりも大切です。自分の趣味や知識を、有効的に活用してみましょう。