『タクシードライバー』(1976年)、『レイジング・ブル』(1980年)、『グッドフェローズ』(1990年)といった名作でタッグを組んだマーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロに、『トランスポーター』シリーズや『96時間』シリーズなどで知られるリュック・ベッソンが加わって制作された映画『マラヴィータ』の公開が決定した。
同作は、『真夜中のピアニスト』(2005年)の脚本家としても知られるトニーノ・ブナキスタの手掛けた小説「マラヴィータ(隣のマフィア)」を映画化したもの。フランス・ノルマンディー地方の田舎町に引っ越してきたブレイク一家。一見ごく一般的なファミリーに思えるが、家主であるフレッド・ブレイク(ロバート・デ・ニーロ)は元マフィア。ノルマンディーのコミュニティーに溶け込もうとするが、かんしゃく持ちのフレッドは事あるごとに昔の血が騒ぎ、妻マギーとふたりの子供も行く先々でトラブルを起こしてしまう。やがてフレッドに積年の恨みを抱くマフィアのドンに居場所がバレてしまい、ここからマフィアファミリー対ブレイク"ファミリー"の戦いが始まる。
ロバート・デ・ニーロのほか、ミシェル・ファイファー(フレッドの妻マギー役)、トミー・リー・ジョーンズ(一家を監視するFBI捜査官スタンスフィールド役)、ディアナ・アグロン(フレッドの娘ベル役)らが出演する。
映画『マラヴィータ』は11月より、TOHOシネマズ有楽座ほか全国公開。
(C)EUROPACORP- TF1 FILMS PRODUCTION – GRIVE PRODUCTIONS Photo : Jessica Forde