本線上での停車は危険。JAFでは安全のため高速道路での作業時、後方警戒を実施しているという

JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は8日、お盆期間中のドライブ時の注意事項を発表した。

ドライブ前には必ず空気圧と燃料の確認を

JAFが昨年のお盆期間中の5日間に実施した救援は43,869件で、夏場の平常時に比べ3割程度の増加がみられたという。同組織では今年も救援体制を強化するほか、多くの人出が予想される富士山などの観光地、花火大会などのイベント会場からの依頼にも、迅速に対応できるよう体制を整えたとのこと。

また、過去のロードサービス実績に見られる傾向などから、車両点検により回避できるトラブルが多いため、クルマで出かけるドライバーへ、運転前のチェックを行うよう呼び掛けている。

タイヤの空気圧が少ないとタイヤバースト(破裂)の原因になる

高速道路上での故障原因別では、最も多いのが「パンク」(844件)、次いで「燃料切れ」(354件)となっている。JAFではドライブ前にタイヤの空気圧を確認すること、走行時には早めの給油を行うことを勧めている。

また、エアコンを使う夏場、ブレーキを踏み続ける渋滞中に電装品を使いすぎるとバッテリー上がりの原因になるため、カーステレオなどの過度の使用は控えることを推奨している。高速道路でのトラブルの際は、クルマから降りてガードレールの外側なと車外の安全な場所へ避難することも大切だという。