本田技研工業は8日、空冷・4ストローク・単気筒125ccエンジンを搭載した新型オフロード専用車「CRF125F」を100台限定で10月11日に発売すると発表。また、現行モデルと外観や主要諸元が同じ「CRF50F」「CRF150R」「CRF150RII」「CRF250X」の再発売も発表した。なお、今回発表された全車種はナンバープレートを取得できず、公道および一般交通の用に供する場所では走行できない。

「CRF125F」

CRF125Fは、初心者にも取り回しやすい車体サイズ(CRF100Fとほぼ同じ)と、モトクロスマシンのフラッグシップモデルである「CRF450R」のイメージを踏襲したスタイリングを採用。フレームおよび前・後のサスペンションを専用設計して走破性と操縦安定性を高めている。エンジンは、低・中速域で粘り強く扱いやすい出力特性とし、セルフスターターを装備することで簡便な始動性を実現したとのこと。車体色はCRFシリーズ共通のエクストリームレッドのみで、価格は29万9,250円。

再発売される4機種は、現行モデルと外観や主要諸元は同じ。CRF50Fは60台限定で10月11日に発売され、価格は18万9,000円。CRF150R、CRF150RII、CRF250Xは、8月8日から12月10日までの受注期間限定発売で、価格はCRF150Rが47万9,850円、CRF150RIIが49万6,650円、CRF250Xが69万9,300円。