『美少女戦士セーラームーン』20周年記念ロゴデザイン

武内直子の『美少女戦士セーラームーン』を原作とした新作アニメ、およびミュージカル「美少女戦士セーラームーン -La Reconquista-」の製作発表会が4日、東京・六本木のニコファーレで行われた。

『美少女戦士セーラームーン』の新作アニメは、昨年に2013年夏公開予定と伝えられており、その後続報が待たれていた。今回の発表会で、その新作アニメが今冬に全世界で配信されることが決定し、ニコニコ動画での配信も予定されているという。また、オープニングテーマ、エンディングテーマについては、すでに発表があったとおり、アイドルグループのももいろクローバーZが担当する。

ももクロZは、昨年にフランスで行われたジャパンエキスポの『美少女戦士セーラームーン』20周年プロジェクトの発表ステージにおいて、メンバーがセーラー戦士たちの衣装を身にまとい、主題歌の「ムーンライト伝説」を披露。本日の製作発表会では、同時間帯に神奈川県・日産スタジアムにてライブ中のももクロZと二元生中継され、登壇していたミュージカルキャストとスクリーンを介して共演し、「ムーンライト伝説」を披露するというファンにはうれしいサプライズもあった。

「美少女戦士セーラームーン -La Reconquista-」メインビジュアル

さらに『美少女戦士セーラームーン』20周年プロジェクトのひとつとして、9月13日~23日に、東京・AiiA Theater Tokyoにて上演されるミュージカル「美少女戦士セーラームーン-La Reconquista-」の主題歌に、ももクロZの歌う新たにリアレンジされた「ムーンライト伝説」も新たに決定。

『美少女戦士セーラームーン』は、1992年より漫画雑誌『なかよし』(講談社刊)で連載されていた武内直子による少女マンガ。後にアニメ化も果たすなどメガヒット作品へと成長し、そのブームは国内にとどまらず世界中に広がっていった。今回の20周年プロジェクトでは、新作アニメ化、ミュージカル化、フィギュア化、コスメ化などさまざまな企画が展開されている。

(C)Naoko Takeuchi
(C)武内直子・PNP/講談社・ネルケプランニング・ドワンゴ