四国エリアには「夏バテ」を体感している人が多い

ウェザーニューズは7月22日、「夏バテに関する意識調査」の結果を発表した。調査結果は、同社の会員である「ウェザーリポーター」の約2万人から、猛暑続きだった7月13日に寄せられた体感データと、7月6~13日の気温解析データをまとめたもの。

「夏バテ」を最も体感したのは愛媛県

同社は、ウェザーリポーターに「今の夏バテ具合はどうですか」と質問。「もうバテた」「そろそろバテそう」「まだ大丈夫」の各選択肢にスコアを設定、回答として寄せられた体感データを基に独自の「夏バテ指数」を算出した。

指数をエリア別にランキング化すると、四国(69・0%)がトップで、以下近畿(62・2%)、沖縄(59・9%)、関東(58・4%)と続く。ただ、四国エリアの平均最高気温は34・5℃と、関東、近畿に比べれば低かった。都道府県別に「夏バテ指数」をまとめたところ、1位愛媛、2位高知、3位富山、4位香川と、上位4傑に四国3県がランクインした。

平均最高気温1位は埼玉、都市圏が上位に

気象予測システム「ソラテナ」の気温解析データでは、平均最高気温が最も高かったのは埼玉(37・2℃)だということが明らかになった。次いで愛知(36・7℃)、東京(36・5℃)、京都(36・4℃)と、比較的都市部の気温が高い傾向が見られた。

同社は、関東エリアが平均最高気温が高いにも関わらず、夏バテ率が低いことから「関東の人は暑さに強い」と分析。その理由として「ビル群の冷房や休憩スポットが多い」ことが考えられるとしている。

やはり北海道・東北地方は夏バテ指数が低いようだ