女優の牧瀬里穂が26日、都内で行われたヒストリーチャンネルの特別番組『受け継がれる神と仏の記憶』の制作記者会見に出席した。

特別番組『受け継がれる神と仏の記憶』の制作記者会見に出席した牧瀬里穂

スカパー! などで歴史ドキュメンタリー番組を放送しているヒストリーチャンネルは、2013年が伊勢神宮と出雲大社でご神体を新しい本殿に移す"遷宮"の年であることを記念して、『神社とお寺の歩き方』と題した特集放送作品4タイトルを9月に放送する。また、神社とお寺の成り立ちや魅力に迫る同特集にあわせて、牧瀬がナビゲーターを務める特別番組『受け継がれる神と仏の記憶』が9月12日(19:00~)から放送予定。

番組収録後に行なわれた記者会見に、大人の気品漂う着物姿で登場した牧瀬は「私も初心者なので勉強させて頂きました。観ている方も一緒に学べると思う」とアピールし、「今までは神社やお寺が好きなだけだったけど、建物1つにとっても意味があることを知って、もっと深く知りたいと思いました」と収録の感想を語った。若い頃は、神社やお寺に興味が無かったと言う牧瀬は40代になり「年を重ねると日本の成り立ちを知りたくなる。生まれた国の良さを認識しない日々を過ごしてしまうけど、日本を創ってきた神様たちはお茶目だったり、破天荒だったり、その面白さも魅力的です」と笑顔で語った。

友人と毎年、伊勢神宮へ参拝するという牧瀬は「行く前の願い事は『パリに行きたい、バッグが欲しい』とかだけど、参道の砂利を踏んでいると『世界が平和であったら良いな』とか感謝の気持ちになる。心のデトックスですね」と神秘の力を感じるようで、「出雲に行ったら私は結婚出来て、友人は子どもを授かった」とエピソードを打ち明けた。また、「着付けを習ってるので、観劇や食事に着て行く。動きが制限されるので、おしとやかになりますね」と自身の着物姿に照れ笑いを浮かべた牧瀬は、「着物だと周りの人がとても大事にしてくれる。夫(実業家のNIGO)からも『送って行こうか?』とか普段無い一言が返ってきます」と思わぬ着物のメリットを語った。