お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志監督作『R100』(10月5日公開)の予告編が公開され、大地真央、寺島しのぶ、冨永愛、佐藤江梨子ら出演女優のボンデージ姿が24日、明らかになった。

左から佐藤江梨子、片桐はいり、大地真央、寺島しのぶ、冨永愛、渡辺直美

「父はM。」のコピーが書かれたポスターに続いて、新たに公開された予告編と役衣装の写真で、これまでベールに包まれていた同作の全容が徐々に見えてきた。5月13日に行われた製作報告会見で大地真央を「私の人生の中で一番の露出度」、寺島しのぶを「露出度が高いので衣装合わせの時恥ずかしかった」と言わしめたこの衣装。今回公開された写真には、大地と寺島を中心に佐藤江梨子、片桐はいり、冨永愛、渡辺直美が並び、過激なボンデージ衣装で挑発的な視線を送っている。

予告編は主人公の男・大森南朋が、絶対に開いてはいけない扉を開けて、"謎のクラブ"に入会してしまうシーンからはじまる。扉を開けるとゆっくりと流れはじめるベートーヴェン作曲「エリーゼのために」。大森が見つめる先には、暗がりの中でメリーゴーラウンドが回り、馬にまたがった支配人と思われる松尾スズキがクラブの内容を説明する。そして、そこを取り囲むようにそびえる壁には、ボンデージの美女たち。大森がその光景に目を奪われるとBGMは消え、彼の頬は膨らみ、その背後には波紋が広がる。そして、最後に支配人はこう言い残す。「ただし、途中退会はできません」。

支配人の説明によると、"謎のクラブ"は日常生活の中で"楽しむ"システム。「いつやって来るか分からないという緊張感が、お客さまをきっと満足させることでしょう」と自信をのぞかせ、「人間の体というのは不思議なもので、少しの苦しみならそれはつらいと感じ、その苦しみもある限度を超えると、喜びに変わるのです。ここにたどり着くことができたあなたは、少なくともその官能の扉を開ける鍵を手に入れたことになるのです」と説いている。

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