ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にて、「Fタイプ」ベースのデザインスタディ「プロジェクト7」を発表した。

「プロジェクト7」

発売以来、高い評価を得ている「Fタイプ」をベースとした「プロジェクト7」は、オールアルミ製のシングルシーターボディを採用し、流線型のフォルムで「Dタイプ」をほうふつとさせるモデルに。オリジナルのカーボンファイバー製エアロダイナミクス・コンポーネントを装着しており、クラシカルでありながら最先端の空力ボディとなっている。

インテリアには一体成型バケットシートと4点式シートベルトを装備し、その位置は「Fタイプ」より30mm低い。助手席は、専用ヘルメットのための、専用ハーネスベルト付のユニークなヘルメットホルダーになっている。

エンジンは550PSを発揮する5リットルV8スーパーチャージドエンジンを搭載。トランスミッションは8速クイックシフトで、電子制御式アクティブ・ディファレンシャルも装備する。フリーフロー・エグゾースト・システムや特別なチューニングが施されたダンパー / スプリングも採用し、車高は10mm低くなっている。最高速度は時速186マイル(約300km/h)で、0-60マイル/h加速は4.1秒と圧倒的なパフォーマンスを誇る。

なお、「プロジェクト 7」は「今回限りのモデル」とされており、市販化など今後の展開について、現時点では何も発表されていない。