アニメ映画『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』の初日舞台あいさつが13日、都内で行われ、ゲスト声優の高島礼子、中川翔子、短編のナレーションを務めた前田敦子らが出席した。
ピカチュウ・ザ・ムービーの第16作目となる同作は、3億年前の化石から人間の手によって現代に甦ったポケモン・赤いゲノセクトと伝説のポケモン・ミュウツーの運命の激闘を描く物語。映画は、短編作品『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』と同時上映で、全国公開中。
舞台あいさつには、高島、中川、前田のほか、声優を務めた山寺宏一、平成ノブシコブシの吉村崇、徳井健太、松本梨香と湯山邦彦監督が出席。ミュウツー役を務め、ポケモンの大ファンでもある高島は「ミュウツーがみなさんに愛されるように、一生懸命頑張りました」とあいさつし、7作連続出演の中川は「ポケモンありがとう!宇宙ありがとう!」と早口でポケモンへの情熱をまくし立て、「ポケモンを我が子孫に伝えたいと思って、毎年エア出産してます」と笑いを誘った。また、本格的なナレーションは初めてだったという前田は「もっと楽しくと言われたけど、普段の自分がどんなテンションで話してるのか分からなくて」と苦労を明かしつつ、「観ている人が笑顔になるのを想像しながら頑張りました」と笑顔を見せた。
同作のタイトルにちなみ、"覚醒"した体験をMCに聞かれた高島は「内気でいじめられっ子だったけど、中学でスポーツをやり始めて前向きな子どもに変ったこと」と子どもの頃を振り返り、中川は「ポケモンバトルになると小学生相手でも全力を出しちゃう。いつもはドMだけど、ドSになります」とニヤリ。また、イベントでは今月10日に22歳になったばかりの前田に、ピカチュウからバースデーケーキが贈られ、前田は「ピカチュウと手を繋いでる~。すごくうれしい!」とキャスト陣とキャラクターをあしらった豪華ケーキに大喜び。キャスト陣が盛り上がる中、「俺がいない!」と騒いでいた9日が誕生日の吉村にも小さなケーキが贈られ、「うれしいけど、この格差は文句言って良いでしょ!?」と前田とのあまりの差に不満を漏らすと、山寺がゲノセクトの声で「文句があるならケーキとお前を排除する!」とたしなめて笑いを誘っていた。