岡山県倉敷市に鉄道路線を持つ水島臨海鉄道は10日、同社が購入した元JR東日本の気動車キハ30形・キハ37形・キハ38形(計6両)の到着を発表した。

久留里線で活躍した「国鉄色」のキハ30形

久留里線で活躍したオリジナル塗装のキハ37形(写真左)・キハ38形(同右)

これら6両は、ともに昨年12月までJR久留里線(木更津~上総亀山間)で活躍し、キハE130形の投入で引退した車両。キハ30形は2009年、朱色とクリーム色の「国鉄色」に。キハ37形・キハ38形はオリジナル塗装で久留里線の運用に就いていた。

今回の水島臨海鉄道の発表によれば、これら6両は7月10日13時7分に無事、倉敷貨物ターミナルに到着したとのこと。あわせて公開された写真でも、DE70形に牽引されたキハ30形・キハ37形・キハ38形の姿を確認できる。これら6両の今後について、「車両をリフレッシュして、地域の皆様やご利用の皆様に『安全で安心な車両』として生まれ変わります」と同社。運行開始は2014年3月末を予定している。