「グランフレーズ」(3,360円)

「コクシネル」(3,360円)

「LeTAO(ルタオ)」を展開するケイシイシイは7月7日、アイスクリームのケーキである「アントルメグラッセ」のカフェ併設ショップ、「GLACIEL(グラッシェル)」を東京都・表参道にオープンする。プレス内覧会が7月3日に行われた。

約20種類のアントルメグラッセ

アントルメグラッセとは、アイスクリームで作ったデコレーションケーキのこと。同店では、ショートケーキのような「グランフレーズ」(3,360円)や、チーズケーキのドゥーブルフロマージュをアントルメグラッセにした「ドゥーブルグラッセ」など、約20種類を展開している。12cm、15cmサイズの商品が持ち帰れるほか、併設されたカフェでも盛り合わせを食べることができる。

実際に食べてみると、「マンゴーパッション」(3,150円)は、マンゴー果汁のシャーベットが果肉のような食感で甘酸っぱく、ふんわりとした甘いスポンジによく合っていた。また、ピスタチオを使った「フォレノワビスターシュ」(3,570円)は、風味豊かなピスタチオのアイスと濃厚なチョコレートのスポンジに、チェリーのコンポートがアクセントになっていた。どちらもケーキを食べているような味わいで、冷たくも食べやすい口当たりだ。

商品の詳細は同社Webサイトで確認できる。

「ターボミクス」を使う江森宏之氏

シェフパティシエ・グラシエには、フランスでアントルメグラッセを学んだ江森宏之氏を迎えた。江森氏は同店のアントルメグラッセについて、「必ずスポンジ生地を入れたり、フルーツを使う際にはコンフィチュールにしたりと、ひと手間加えている」と説明。特別な日のみならず、手みやげとしても利用してほしいと話していた。

アントルメグラッセを作る機械にもこだわり、日本では1台しかないタイプの「ターボミクス」というミキシングの機械を使っている。乳脂肪を均等にできるため、なめらかな食感になるとのこと。

素材にこだわった「生グラス」

また、同店では、作りたてのアイスクリームである「生グラス」も販売している。約15種類が展開されており、シングル400円、ダブル500円、トリプル600円。それぞれプレミアムは50円、トッピングは50円、コーンは100円の追加料金となる。味は、イタリア産と北海道産をブレンドした「マスカルポーネ」や宮崎県・坂本農園のマンゴーを使用した「プレミアムマンゴー」、北海道産の黒千石という豆のきなこを使った「きなこ、ペカンナッツ」などがある。

「宇治抹茶」を実際に食べてみたところ、クリーミーで濃厚な口当たりとともに、上品な抹茶の風味を感じられる味わいだった。

アイス以外にも生の洋菓子や、焼き菓子も販売している。どの商品も、ベースはフランスの菓子とのこと。色から商品を開発しており、中でもパティシエが作る「シリアル」がオススメで、そのまま食べても、砕いてミルクと一緒に食べても楽しめるという。

「生グラス」

「シリアル」

カフェではランチコースも

店内は1階が店舗、2階がカフェとなっている。カフェでは、メインとデセール、ドリンクが選べる「ランチコース」(2,500円)や、「アントルメグラッセ盛り合わせ」(1,200円)などのカフェメニューを提供。カフェの奥には個室もあり、その場で料理教室やデモンストレーションができる設備にしている。

■詳細
場所:東京都渋谷区神宮前5-2-23
営業時間:11時~20時(カフェは19時ラストオーダー)
定休日:火曜日(火曜日祝日の際は営業) アクセス:東京メトロ「表参道駅」A1出口より徒歩3分、「明治神宮前駅」A7出口より徒歩5分