外壁塗装が不向きだと思う時期はいつだと思いますか?

外壁塗装110番は、外壁塗装が不向きだと思う時期について、全国の一戸建てに住む500人と塗装業者を対象に調査を実施。このほどその結果について発表した。

58.6%のユーザーが梅雨は外壁塗装に不向きと回答

まず、「外壁塗装が不向きだと思う時期はいつだと思いますか?」と尋ねたところ、一番多かった回答が6月(53.4%)だった。2位は8月(13.2%)、3位が2月(9%)。5~7月の梅雨の時期を不向きだと考えている人の合計は58.6%、12月~2月の冬場を不向きと考えている人は26.6%となっている。

梅雨の時期が外壁塗装は不向きだと考えている理由について聞くと、雨が多いため「湿度が高く塗料が乾きにくいと思う」が多かった。冬場に不向きだと考える理由は「気温が低いと塗料の乾燥が遅くなりそう」、夏場が不向きと考える理由は「気温が高いと乾燥が速くなり、塗料がヒビ割れをおこすのではないか」だった。

塗装業者「湿度や温度に注意すればいつでも施工可能」

塗装業者に外壁塗装に不向きな時期を尋ねたところ、「年間を通して可能」「湿度を守れば1年中大丈夫」といった意見が寄せられた。梅雨時期の作業について聞くと、「不向きだが、湿度が90%以下なら施工可能」だという。現在の塗料を使用すれば、温度や湿度に注意すれば施工可能だが、秋や春と比べて施工できる時間が限られるため、施工日数が長くなる場合もあるとのこと。

また、梅雨時期よりも「真冬の時期は向いていない」と回答する塗装業者もあった。特に北海道など積雪があり氷点下が続く地域では冬場の施工は不可能となる。