ビー・エム・ダブリューはこのほど、第3世代となる新型「X5」をドイツ本国で発表した。ガソリン1モデル、ディーゼル2モデルの計3モデルが用意され、今年末には低燃費仕様モデルを含む4モデルが追加される。

新型「X5」

エクステリアはより力強いデザインを採用し、フロントマスクは巨大化したキドニーグリルが存在感を放ち、現行モデルより迫力を増している。同時に空気抵抗低減に注力され、リヤウインドウのエアロブレードなど空気の流れを最適化するエレメントをボディデザインに違和感なく取り入れている。

エクステリアはより力強いデザインに

インテリアは高級感を高めながらも、メリハリの効いた若々しいデザインを採用。高めのシートポジションと低い位置にセットされた水平配置のダッシュボードにより、開放感の高いキャビンとなっている。リアシートは40:20:40の分割可倒式で、多彩なシートアレンジが可能。ラゲッジルーム容量は650リットルから最大1,870リットルまで拡大できる。

また、リモコンでも運転席のスイッチでもテールゲートの開閉が可能なオートマチックテールゲートオペレーションを初めて標準装備。オプションで3列目シートを設置することもできる。

エンジンは450PSのV8ガソリン、258PSの直列6気筒ディーゼル、381PSのトリプルターボ付き直列6気筒ディーゼルの3種類で、それぞれ「X5 xDrive50i」「X5 xDrive30d」「X5 M50d」に搭載される。年末には4モデルが追加され、そこにはCO2排出量149g/kmを誇る低燃費仕様の「X5 sDrive25d」も含まれるという。