主演を務めるヒュー・ジャックマンと日本人トップモデルTAOが、映画『ウルヴァリン:SAMURAI』にて共演しているシーンの写真が初公開された。
映画『ウルヴァリン:SAMURAI』は、映画『X-MEN』シリーズの人気キャラクター・ウルヴァリンを主役にした最新作。幾多の戦いにその身を投じてきたウルヴァリンが、不思議な因縁で初めて訪れることになった日本。そこで彼を待っていたのは、これまでと全く異質な戦いだった。
この作品で映画初出演を果たし、さらにヒュー・ジャックマンの恋人役に大抜擢されたTAOは、これまでにラルフローレンやエンポリオアルマーニなどのワールドキャンペーン広告などに登場している日本人トップモデル。もともと女優業には興味がなかった彼女が同作への出演を決めたきっかけはH・ジャックマンの大ファンだったからだという。TAOはH・ジャックマンとの共演を振り返り、「ヒューとは5ヵ月くらい一緒に仕事をさせていただいたわけですが、「この人、本当に欠点がないのかな?」と思ってしまうほど完璧な人でした。人間としても役者としてもすばらしいし、学ぶことが本当にたくさんありました。ヒュー自身が新人だった頃の経験を思い出しながら、自分はこんな感じだったよってアドバイスしてくれるので、とてもありがたかったです。現場ではとてもストイックなんですけど、疲れたとかグチをこぼしているのを見たことがありません。つらいことも楽しんでやっている姿勢には頭が下がりましたね」とコメントしている。また、ジェームズ・マンゴールド監督はTAOについて「TAOに会って初めてマリコのキャラクターが意味を持った」と絶賛している。
同作の舞台は、ウルヴァリンにとって未知なる東洋の異国、日本。カナダで隠遁生活を送っていたローガン(ウルヴァリン)が、ある因縁で結ばれた大物実業家、矢志田に請われて日本を訪問。しかし再会後まもなく、重病に冒された矢志田は死去し、ローガンはギャングに襲われた矢志田の美しい孫娘マリコと恋に落ちる。しかし何者かの罠にハマり治癒能力を失い、心身に凄まじいダメージを負ったローガンは、初めて自らの"限りある命"を意識し、さらなる過酷な運命をたどっていく……。
映画『ウルヴァリン:SAMURAI』は9月13日より、TOHOシネマズ日劇他全国公開。