映画『フィギュアなあなた』の初日舞台あいさつが15日、東京・池袋シネマ・ロサで行われ、柄本佑、佐々木心音、間宮夕貴、風間ルミ、桜木梨奈、石井隆監督が出席した。

映画『フィギュアなあなた』の初日舞台あいさつに超過激衣装で登壇した佐々木心音

本作は、『ヌードの夜』や『死んでもいい』といった独特な世界観で多くの映画ファンを魅了し続けている石井隆監督が、20年前に自身が書き下ろしたコミック『無口なあなた』を映像化した作品。どこにでもいる平凡な青年・健太郎(柄本佑)が、美少女フィギュアの心音(佐々木心音)に恋をするというストーリーで、映画初出演の佐々木がオール・ヘア・ヌードで挑んで公開前から大きな話題を集めた。

イベントの度にセクシーな衣装で観客を沸かせてきた佐々木は、この日もさらに過激で大胆なシースルーのドレス姿で登場。「なぜか今日は布の面積がない状態ですが…(笑)」と戸惑いつつ、「『壇蜜に対抗してパンツを脱げ!』と言われたんですけど、脱げないのが残念」と悔しがった。

役作りについても「家でいっこく堂さんのモノマネをしていたんですけど、ある日の現場で石井監督から『このセリフは口を動かさないで言うんだよ』と言われ、『よっしゃ~!』と思いました。無駄なことはないと改めて思い、本当にうれしかったです」と笑顔。共演した柄本については「佑さんは気がついていたら寝ているので、あんまりこれといって印象が……(笑)。映画が本当にお好きでお芝居の経験も長いですから、深い話が出てくると思いきや芸人さんやゲームの話しかされてませんでした」と話しつつ、「でも柔らかいイメージがあって、私が緊張しなくて構えなくてもいい雰囲気を作ってくれました。凄く楽にできましたよ」と感謝しきりだった。

一方の柄本は「(佐々木との)ベッドシーンを頑張ろうとして、(佐々木の)胸を舐めるシーンで真正面から行ったら、カメラが後ろから狙っていたんです。監督から言われて斜めに行き、カメラマンに心音ちゃんの素敵な身体を撮ってもらいました」と話していた。