スーパーマンを演じたヘンリー・カビルをはじめとした主要キャストならびにザック・スナイダー監督が10日(現地時間)、米ニューヨークのリンカーン・センターにて開催された映画『マン・オブ・スティール』のワールド・プレミアに登場した。

映画『マン・オブ・スティール』のワールド・プレミアに登場した左からザック・スナイダー監督、ヘンリー・カビル、ケビン・コスナー

同作は、映画『ダークナイト』(2008年)のクリストファー・ノーランが製作、映画『ウォッチメン』(2008年)、『300<スリーハンドレッド>』(2006年)のザック・スナイダーが監督した、新たなスーパーマン誕生の物語を描いた作品。

この日は朝からあいにくの雨に見舞われたにも関わらず、70台のTVカメラと150台のスチールカメラを含め、世界中から220媒体の報道陣が集結。新・スーパーマンを演じたヘンリー・カビルをはじめ、同作のヒロインであるロイス・レーン役を演じたエイミー・アダムスやクリプトン星の産みの親を演じたラッセル・クロウとアイエレット・ゾラー、ケビン・コスナー(地球での育ての親であるジョナサン・ケント役)、マイケル・シャノン(敵役ゾッド将軍役)、ローレンス・フィッシュバーン(レーンの上司役)、ザック・スナイダー監督らがレッド・カーペットに姿を現すと会場のヴォルテージは最高潮に。

会場で「富士山に登るとしたら、スーパーマンはどうやって登るか」と聞かれたH・カビルは「スーパーマンは誰かを助けに行くんじゃなかったら、多分一歩一歩を楽しむために歩くと思う。でも、誰かを助けに行くときだったら、一刻でも早く行くために飛ぶと思うよ」と"スーパーマン"の行動を推測。また「是非日本で『マン・オブ・スティール』が成功してほしいし、そのつもりでいるよ。良いストーリーだし、皆さんに楽しんでもらいたい」と笑顔で語った。さらにケビン・コスナーは「日本は大好きだよ。日本は僕のキャリアを支えてくれた。最初に行った時の空港での出迎えや見送りには感動したね。映画は大作だし、美しい名作になると思うよ」と日本のファンに対してコメントを、続けて日本語のタトゥーをあしらったTシャツで登場したローレンス・フィッシュバーンは「世界で最も有名なスーパーヒーローの映画に出演できて、すごく光栄に思っている。是非やりたかった役なのでとても嬉しいよ。CBSニュースのエド・ブラッドリーという素晴らしいジャーナリストからこの役のインスピレーションを得たんだ」と興奮ぎみに明かした。

ヘンリー・カビル

ケビン・コスナー

ザック・スナイダー監督

ほか、ザック・スナイダー監督は同作について「大満足している」とした上で、「(スーパーマンの)大ファンだったし、この話が企画される前から大好きだった。映画に出来るなんて思ってもいなかったから、本当に恵まれている。光栄だよ。日本の皆さんには、是非スーパーマンの心とパワーを見てもらいたい。今まで見たことのないスーパーパワーを見せるからね」と自信たっぷりにPRした。

映画『マン・オブ・スティール』は8月30日より、新宿ピカデリーほかにて全国公開。

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