最初は肩幅程度に脚を開いて仰向けになる

整体師の大山奏です。お尻が引き締まっていないと、後ろ姿全体がだらんとした印象を与えてしまいます。お尻がキュッと上がるだけで、後ろ姿に自信をもてるようになりますよ。そこで今回は、お尻の大きな筋肉と太ももの裏側を引き締めるヒップエクステンションという筋トレです。

最初は仰向けで脚を肩幅ぐらいに開き、膝をたてます。そして、お尻の筋肉を使って腰を持ち上げます。

上半身の力で持ち上げるのはNG

このトレーニングで一番重要なのは、上半身の力を使わないことです。最初は感覚をつかむのが難しいかもしれませんが、手を身体の横に置いたり胸の前で組んだりすると、上半身の力が使いづらくなります。

もうひとつは、お尻を上げすぎないことです。かかとが浮くまで上げてしまうと違う筋肉を使うことになってしまい、望んだ効果が得られなくなります。

真っすぐお尻が上げられればOK

息を吐きながらお尻をゆっくり真上に上げていきます。どちらかに傾いてしまうと、負荷が均等にかからなくなります。上まで上げたらその状態で5秒キープ。息を吸いながらゆっくりと、お尻が床につく直前まで下げてください。

それを繰り返し行います。息を止めてしまわないように気をつけながら、ゆっくりと行ってください。

NG例、かかとが上がってしまっている

OK例、お尻を真っすぐ上がっている

20回ぐらいから始めてみるのがいいでしょう。最初はお尻が上まで上がらないかもしれませんが、無理をすると腰に負担がかかってしまうので、できる範囲で大丈夫です。慣れてくれば徐々に上がるようになります。最終的な目標は20回×3セットです。

負荷が足りないようなら、お尻を床につけるすれすれのところでも5秒キープをしてみましょう。下げて5秒、上げて5秒です。

やっているうちにお尻と太ももが引き締まり、後ろ姿も見違えるように変わります。お尻や太ももは大きな筋肉なので、代謝アップにもつながります。水着など、身体にフィットする服を着る時に、自信を持てるお尻を手に入れましょう!

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。

「ひよっこライター大山奏」