ヒュー・ジャックマンが主演を務める映画『ウルヴァリン:SAMURAI』で、真田広之とH・ジャックマンのふたりが対峙する場面写真が公開された。
同作は、『X-MEN』シリーズで人気を誇る、ワイルドな風貌に孤高の魂を宿し、あらゆる物質を切り裂く爪と驚異的な治癒能力を持つ、スーパーヒーローのウルヴァリンを主人公として描いた最新作。今回の舞台は、ウルヴァリンにとって未知なる東洋の異国、日本。カナダで隠遁生活を送っていたローガン(ウルヴァリン)が、ある因縁で結ばれた大物実業家、矢志田に請われて日本を訪問。しかし再会後まもなく、重病に冒された矢志田は死去し、ローガンはギャングに襲われた矢志田の美しい孫娘マリコと恋に落ちる。しかし何者かの罠にハマり治癒能力を失い、心身に凄まじいダメージを負ったローガンは、初めて自らの"限りある命"を意識し、さらなる過酷な運命をたどっていく……。
このたび公開されたのは、日本刀を構えた真田演じるシンゲンと、H・ジャックマン演じる殺気を放つウルヴァリンが対峙するカット。H・ジャックマンは今回の作品について、「このストーリーは過去のどの作品よりも、ウルヴァリンというキャラクターに迫った内容だ」とコメントしている。また、日本の伝統文化への深いリスペクトを込められた同作には、巨大な矢志田邸に日本家屋のセットを用いるなど、映像に"和"の美学が息づいたものとなっている。
監督は、映画『ナイト&デイ』(2010年)、『17歳のカルテ』(2000年)、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2006年)のジェームズ・マンゴールド。矢志田の息子であるシンゲンを真田広之が務めるほか、ウルヴァリンと恋に落ちるマリコ役にTAO、ウルヴァリンを日本へと導くユキオ役に福島リラといった二人の日本人モデルが銀幕デビューを果たす。
映画『ウルヴァリン:SAMURAI』は9月13日より、TOHOシネマズ日劇他全国公開。