飲食店物件の人気駅ランキングと競合率

シンクロ・フードが運営する飲食店の出店開業・運営支援サイト「飲食店.COM」は、同サイト上で出店希望地として人気のある駅と、その駅の競合率のランキングを発表した

山手線エリアが上位を占める

今回の人気駅ランキングは、同サイトの会員が希望する駅を登録する機能「希望物件登録」数から集計した。

その結果、2012年10月~2013年3月の人気駅ランキング1位となったのは「渋谷駅」、2位は「新宿駅」、3位は「新橋駅」。1位から10位までは、全て山手線の駅が占める結果となった。前期(2012年4月~9月)と比較して大きな変化はなく、山手線エリアは常に人気があるようだ。

競合率は、同期間内に同サイトに登録された物件の数と希望物件登録数から集計(希望物件登録数÷物件数)した。品川駅(23.2倍)、有楽町(20.4倍)、東京駅(13.8倍)、代々木駅(12.0倍)は競合が激しくなっている。人気駅1位の渋谷駅は競合率2.0倍だった。

50位以内までを全体的に見ると競合率は3.3倍となり、前期の3.7倍を下回っている。物件を探している数は減少していないため、店舗の閉店や物件の供給数が増えていると考えられる。