"ホタル見BOX"の中を舞うゲンジボタルの光

東京都・足立区生物園は6月7日より、「ホタル見night!(ほたるみないと!) ~生物園夜間特別開園~」を開催する。

今年もゲンジボタル、ヘイケボタルが順調に生育

現在は都市化が進み、ホタルが暮らせる環境がなくなってしまったが、昔は足立区でもホタルが生息しており、夏の風物詩として親しまれていたという。同園では、「ホタルを見て、ホタルが暮らせる環境や自然について関心をもち、考えるきっかけとなるように」との思いでホタルの飼育を続け、今年で36年目となるとのこと。

同イベントでは、ホタル飼育展示室「ピッカリーニのへや」に設置した大きな"ホタル見BOX"の中を飛び交うゲンジボタルの光を観察できる。そのほか、ホタルの解説を交えながら、ホタルの飼育現場を見学したり、屋外ホタル飼育場でホタルの光を観賞する「ホタルのガイドツアー」も行う。幻想的なホタルの光とともに、夜の生物園も楽しめるイベントとなっている。

開催日時は、6月7日~9日、14日~16 日、21日~23日 18時~21時。17時で昼の部は終了し、18時に夜間の部を開園する。住所は、東京都足立区保木間2-17-1。料金は入園料のみ(大人300円、小人150円)。なお、ホタルの発生状況により、日程が変わることがある。その他、詳細は同園Webページで確認できる。