北野武監督作の『アウトレイジ ビヨンド』のDVDが、発売初週で1.8万枚を売り上げ、4月22日付オリコン週間DVDランキング(集計期間:4月8日~14日)で初登場首位を獲得したことが16日、明らかになった。

発売初週で1.8万枚を売り上げ、初登場首位を獲得した映画『アウトレイジ ビヨンド』DVD (c)2012『アウトレイジ ビヨンド』製作委員会

北野武監督にとって、映像売り上げランキングでの総合首位は、2004年3月29日付で記録した映画『座頭市』のDVD(2004年3月発売)以来、9年1カ月ぶりで2作目の快挙となった。また、同時発売のDVD『アウトレイジ ビヨンド スペシャルエディション』は、発売初週で4,000枚を売り上げ、初登場7位にランクイン。Blu-rayの『アウトレイジ ビヨンド』は7,000枚、『アウトレイジ ビヨンド スペシャルエディション』は6,000枚の発売初週売り上げを記録し、同日付週間Blu-rayランキングで総合2位と3位にランクインした。

同作は、関東最大の暴力団組織・山王会の抗争を描いた『アウトレイジ』から5年後を描いた続編作。熾烈な下克上劇は決着したはずだったが、ヤクザ撲滅を図る警察が動きはじめると、やがて"だまし""裏切り"の火種がくすぶりはじめ、"関東VS関西"の巨大抗争へと発展していく。出演は前作で生き残ったビートたけし、三浦友和、加瀬亮、中野英雄、小日向文世に加え、今作では関西ヤクザとして西田敏行、塩見三省、高橋克典のほか、桐谷健太、新井浩文などが新たに登場する。

なお、同日付のオリコン週間Blu-rayランキングは、ダニエル・クレイグ主演の007シリーズ第23作映画『007 / スカイフォール 2枚組ブルーレイ&DVD〔初回生産限定〕』が週間1.3万枚を売り上げ、2週連続総合首位を獲得した。