子供達が理科の実験を体験できる"「夢・化学-21」わくわく理科・実験教室"が、今年5月~来年1月にかけて計6回開催される。会場は北の丸公園(東京都千代田区)の科学技術館4F実験スタジアム。開催時間は、各回とも1回目13時30分~14時15分、2回目15時~15時45分。参加費は無料(入館料のみ必要)。
この講座は実験や工作、観察を通じて子供達に化学の面白さや不思議さを伝え、科学的な見地や実験器具の扱い方を習得してもらうことを目的に開催される。指導するのは中学校や高校の教員で、小学校の授業ではなかなかできない実験が体験できるという。
初回のテーマは「水圧を感じよう」。ペットボトルやゴム手袋を使って実験器具をつくり、水深による水圧の大きさの違い、水圧がかかる方向などを体験する。
このほか写真ができる仕組みを知る実験や、色を変化させたり光らせたりする実験、空気に秘められた力を知る実験なども行う予定。身の回りにあるモノを使いながら、化学の魅力を継続的に体験・学習できる。
対象は小学1年生~4年生(保護者同伴)で、初回5月18日開催分の参加者募集締め切りは4月30日。なお、今回の申込時に限り、2013年度開催の実験教室すべてに参加できる継続参加も募集するとのこと。
■開催日、テーマ、実施教諭詳細
・5月18日(土)「水圧を感じよう」 高橋美由紀先生(文京区立第九中学校)
・6月15日(土)「写真のしくみを知ろう」 荘司隆一先生(筑波大学附属中学校)
・7月6日(土)「色の不思議」 宮本一弘先生(開成学園開成中学校・開成高等学校)
・10月5日(土)「空気の力」 樋口健太郎先生(北区立明桜中学校)
・11月16日(土)「不思議なコップをつくろう」 宮内卓也先生(東京学芸大学附属世田谷中学校)
・1月18日(土)「音のふしぎ」 牧野順子先生(品川区立小中一貫校八潮学園)