フィアット クライスラー ジャパンはこのほど、「500(チンクエチェント) 1.2 POP」の限定車「500 パステロ」を発売した。パステルのボディカラー3色をラインアップし、合計300台の限定販売となる。

「500 パステロ」(ブルーヴォラーレ)

同限定車は1957年にイタリアで発売された「ヌオーバ 500」のコンセプトを踏襲したもの。1960~1970年代に流行したパステルカラーに、当時の「500」に採用された、白を基調とした特別な装備を採用。レトロながらポップなイタリアらしい限定車となった。

最大の特徴となるボディカラーは、1960年代に販売していたニューエイジクリームとカントリーポリタンイエロー、さらに、現在人気のブルーヴォラーレの3色展開となっている。エクステリアにおいては、ホワイト&クローム仕上げホイールキャップ、ホワイトのドアミラーとアンテナも追加装備される。インテリアはボディ同色のシフトノブが装着されるほか、専用のキーカバーも付属される。

ブルーヴォラーレのほか、ニューエイジクリームとカントリーポリタンイエローも

価格はベースモデルよりわずか2万円高にとどまる201万円で、メンテナンスプログラム「フィアット イージー ケア」が標準付帯される。このサービスは3年間、専門スタッフによるサポートを提供するもの。限定台数はニューエイジクリームが140台、カントリーポリタンイエローが80台、ブルーヴォラーレが80台。