「味覇」(ウェイパァー)の使い道は?

「味覇」(ウェイパァー)とは、豚骨や鶏骨をベースに野菜エキス、香辛料などを配合した中華スープの素。最近ではスーパーでも販売されているため、中華スープの素としてだけではなく、炒め物などにも使用している家庭も多く、本格的な中華料理の味が簡単に出せるとして根強い人気がある。また、中華料理以外の隠し味としても応用されている。そこで、マイナビニュース会員の男女500名に味覇を使用しているのかを尋ね、使用している人にどのような料理に使っているのかを聞いてみた。

結果、実際に味覇を使ったことがある人は18.0%。まだまだ一般的な調味料とは言えないのかもしれないが、ネットを見ていると一部の熱狂的なユーザーの間では様々な味覇レシピがアップされ、話題となっている。過去に弊誌で行ったアンケートでも、「料理がはかどる調味料ランキング」1位に見事輝いている。それでは以下に、味覇を使った料理の数々を紹介していこう。

■最も多い使い道はスープ・炒飯・炒め物
・「炒飯はもちろん、わかめスープや炒め物にも小さじ1杯使うだけで本格的な味となる」(26歳女性/電機/技術職)
・「旦那が炒飯に入れていておいしいし、スープも入れるだけで簡単に良い味になる」(27歳女性/生保・損保/事務系専門職)
・「中華スープ、炒飯、野菜炒め」(39歳男性/小売店/販売職・サービス系)



■その他の様々な中華料理にも
・「八宝菜等の中華料理」(29歳女性/金融・証券/営業職)
・「塩焼きそばのタレとしてよく使います」(18歳女性/学生/その他)
・「小籠包」(26歳女性/医療・福祉/事務系専門職)



■中華料理以外の味付けにも
・「中華風はもちろんのこと、うどんのだしにも使っています」(56歳男性/情報・IT/クリエイティブ職)
・「おでんに使ってもおいしいです」(30歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「ちゃんこ鍋のだしに使う」(30歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)



■今すぐ試してみたいレシピも
・「自分で適当に炒め物を味付けするときは小さじ1杯で、あとは砂糖や醤油などを足しても失敗はしないと思う」(33歳女性/団体・公益法人・官公庁/販売職・サービス系)
・「中華スープを作るときに、鶏ガラスープの変わりに入れるとおいしい」(31歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「卵とねぎのスープに入れても十分おいしく、それだけで一品になるのでおすすめ」(30歳女性/金融・証券/事務系専門職)



■総評

圧倒的に多かったのが「中華スープ(ラーメン含む)」「炒飯」「炒め物」の3品で、身近な中華料理を簡単においしくする調味料として使用されているようだ。そのためか、使用者の3割ほどが20代半ばから50代までの男性であった。女性使用者の場合は30歳前後(25歳~35歳)が8割を超えており、年齢層に偏りがあるようだ。

使用する理由も「簡単においしくなる」という意見が大半で、上記3品以外の使用法としては「中華料理全般」から「おでん」や「うどん」といった和風料理にも使っているという意見まで様々。ただし、「何に使っても『味覇』味になってしまうので飽きも早い」という声もある。

味覇を販売する廣記商行の「味覇」公式Webサイトには、カレーやパスタ、タコスなど、様々な国の料理への応用レシピも掲載されており、使い道はまだまだ広がりそうだ。まだ「味覇」を使ったことがない人は、多くの人がすすめるスープ、炒飯、炒め物から試してはいかがだろうか。

調査時期: 2013年2月24日~2013年2月25日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性246名 女性254名 合計500名
調査方法: インターネットログイン式アンケート