二匹で写真に収まってくれました

東京都豊島区にあるサンシャイン水族館は、1978年に開業した水族館で、ここではサンゴ礁やアシカなどを見ることができます。今回は、新しくやってきた2匹のマンボウたちや、様々なショーアトラクションを紹介します。

不思議な魅力あふれるマンボウ

独特な泳ぎ方とちょっとアンニュイな表情、いろいろな魚たちの中でもマンボウはとても不思議な存在です。とても大きく成長するため、水槽に収まらなくなったマンボウはお引っ越しし、新たに小さなマンボウたちがやってくるのだそうです。

どこまでが顔でどこからが体かな?

マンボウは、魚類であるにもかかわらず、実は泳ぎが苦手だそうです。そういうえばあまり移動していません。正面から見ると、厚みのないシルエットがちょっとシュールで愛らしいです。

水のなかまたちが魅せるパフォーマンス

スタッフさんに並走して泳ぐ魚たち

サンシャイン水族館では様々なパフォーマンスが開催されていて、どれも人気を呼んでいます。この日はちょうど「水中パフォーマンス」が始まりました。大海の旅と題された1階の巨大水槽サンシャインラグーンの中に飼育スタッフさんが入り、給餌の様子を見せてくれました。

大好物を前に口を大きくするエイたち

「水中パフォーマンス」では、こっそり隠れている魚を見たり、エサを食べる魚を見たりと、視線がとても忙しいです。水中で魚たちと意思疎通しているスタッフさんの姿も、とても印象的でした。

オリジナルBGMが流れる幻想的なフロア

2階は、河川や海岸など水辺の生き物たちをフィーチャーした「水辺の旅」。照明の演出も凝っていて、BGMが幻想的な雰囲気を演出してくれます。

外は「天空の旅」。エリアごとにさまざまな旅が楽しめる

大空の下、水の仲間たちの姿を楽しめるのがサンシャイン水族館の魅力。ちょうどアシカショーがはじまりました。

ボールを使ったパフォーマンスや愛らしいポージングに拍手が

たくさんの子供たちに囲まれて、パフォーマンスを披露するアシカたち。一挙手一投足に注目を集めながら、ひとつ成功するたびに歓声と喝采が。子供たちも本当に楽しそうでした。

お土産も忘れずに

カラーリングが楽しいキーホルダーと、ポップなデザインのクリアファイル

サンシャイン水族館の人気アイテムは、日付ごとに366種類あるキーホルダー。月ごとに色分けされていて、プレゼントにも最適。ステーショナリーグッズもあり、選ぶのが楽しいですね。

サンシャイン水族館には、ほかにも巨大魚やペンギンたち、クリオネなど珍しい水の仲間たちもいっぱいいます。展示にパフォーマンスにじっくり楽しめますので、是非遊びに訪れてみてはいかがでしょうか。

■スポット情報
名称:サンシャイン水族館
場所:東京都豊島区東池袋3丁目1-3
営業時間:10:00-20:00(4/1~10/31)10:00-18:00(11/1~3/31)。
入園料:一般個人1,800円、65歳以上1,500円、中学生・小学生900円、幼児(4歳以上)600円。団体料金、年間パスポート、障がい者割引あり。




<著者プロフィール>
一色千里
ハンドメイドや動物、街歩きや旅をテーマに撮影と執筆を手がける。著書に「東京手づくり市マップ」「東京ねこ街案内」(角川グループパブリッシング刊)などがある。新著「カワイイ動物カフェへようこそ!」が日本工業新聞社より2012年11月2日に発売!

猫情報を配信するちまたの猫暮らしを運営するほか、物語で街と人をつなぐ「本のカケラ」など街イベントも積極的に企画。ホームページツイッターも運営中。