2月25日から28日までの4日間限定で、国の重要文化財にも指定されている国立科学博物館にて「機動戦士ガンダムUC FILM&NIGHT MUSEUM」が開催されている。

国の重要文化財に指定されている「国立科学博物館」。ここで4日間にわたる「機動戦士ガンダムUC FILM&NIGHT MUSEUM」が開催中

同イベントでは『機動戦士ガンダムUC episode 6「宇宙と地球と」』の世界最速上映が行われるとともに、館内を『機動戦士ガンダムUC』がジャックして、このイベントのために用意された"ビスト一族"の肖像画や設定資料などを多数展示。作品のファンであれば、ぜひとも参加したいイベントであるが、4日間のチケットはすでに完売。開催初日の25日、展示スペースがプレス向けに公開されたので、チケットを入手できなかったファンのために、展示物の数々をご紹介していこう。

建物に一歩踏み入れると、ネオ・ルネサンス調の館内と"貴婦人と一角獣"のタペストリーが見事にマッチし、まるで劇中の中に入り込んだような気分になれる

イベント開催にあたり小説版の『機動戦士ガンダムUC』、およびアニメ版のストーリーを担当している福井晴敏氏は「パッケージが1万枚売れたらヒット言われる中、5巻までのシリーズ累計で125万枚を販売し、アニメファンのみならず一般の皆さんにも楽しんでいただけています」とヒットの喜びを語るとともに、「今回、そうしたライトユーザーにも波及しているということで、博物館でイベントを行ったら面白いのではという話になり、開催することになりました。これを機会に、さらに多くの方に観ていただければと思います」とイベント開催の経緯を説明。シリーズのファンに加え、一般層にも向けたイベントであることをアピールした。

「貴婦人と一角獣」を模したタペストリー。カーディアス・ビストの屋敷に展示されていたものを模している

入り口の反対側の2階部分にも「貴婦人と一角獣」のタペストリーが下げられている

開催にあたってのコメントを述べた福井晴敏

開催にあたってのコメントを述べた福井晴敏

展示物を観覧する前に、これまでのエピソードを振り返るダイジェスト映像がホールで上映される。上映に際して"フル・フロンタル"による解説も必聴

肖像画「サイアム・ビスト

肖像画「カーディアス・ビスト」

肖像画「マーサ・ビスト・カーバイン」

肖像画として展示されている「インダストリアル7」

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