『おおかみこどもの雨と雪』のブルーレイ、DVDジャケットデザイン

2012年7月に公開された細田守監督によるアニメーション映画『おおかみこどもの雨と雪』のブルーレイとDVDが2月20日に発売され、これを記念して、現在「"雪、雨、花、彼(おおかみおとこ)へ"メッセージを送ろうキャンペーン」がスタートしている。

本キャンペーンは、『おおかみこどもの雨と雪』を鑑賞した感想や想いを、物語の主要キャラクターである4人(雪、雨、花、彼)に向けて送るというもの。公式HPの専用バナーをクリックし、そこから必要事項やメッセージ(140字程度)を送れば応募完了となる。このメッセージは、本作ブルーレイやDVDの宣伝物や映画公式ツイッター、バップ特設PRサイトなどで随時発表され、採用されたメッセージの中から抽選で30名に「『おおかみこどもの雨と雪』ピンズセット」がプレゼントされる。締め切りは2月28日(木)0:00まで。

『おおかみこどもの雨と雪』は、2006年の『時をかける少女』、2009年の『サマーウォーズ』に続く細田守監督最新作であり、新たに設立した「スタジオ地図」が制作したアニメーション映画。キャラクターデザインはこれら2作に携わった貞本義行、脚本は第35回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した奥寺佐渡子が担当し、細田作品常連メンバーが再集結して制作された。

昨年11月末の時点で観客動員数341万人を突破、興行収入は41.8億円を記録し、2012年を代表するアニメ映画の大ヒット作に。また、毒舌で知られる『機動戦士ガンダム』の生みの親・富野由悠季監督が絶賛したことでも大きな話題に。これら制作スタッフに加え、声優陣にも宮﨑あおい、大沢たかお、黒木華、西井幸人、大野百花、加部亜門、林原めぐみ、菅原文太といった豪華キャストが集結。物語は主人公・花と"おおかみおとこ"の出会いをきっかけに恋愛から結婚、彼女たちの子供である"雨"と"雪"の出産と子育て、そして成長と自立の13年間を描いている。

細田監督は制作にあたり「1人の女性が、恋愛・結婚・出産・子育てを通じて自立する過程」を描いたと語っており、2時間で13年間という"時間"を丸ごと描き出すというアニメーションという手法だからこそ実現可能なエンターテインメント作品となった。

(C)2012 「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会