東急電鉄と東急エージェンシーは3月8日、東急東横線渋谷駅の姿を収めた「DREAM TERMINAL 東横線 渋谷駅メモリアル写真集」を発売する。東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転開始にともない、役目を終える地上駅の最後の姿を、人気鉄道写真家の中井精也氏が撮り下ろした。
東急東横線渋谷駅(地上駅)は東京メトロ副都心線との相互直通運転開始にともない、現在の副都心線ホーム(地下)に乗り入れるため、現行の駅は3月15日で85年の歴史に幕を降ろす。メモリアル写真集を手がけた中井精也氏は、毎日1枚ずつ鉄道写真を撮影するブログ「1日1鉄!」の運営や、NHK「こんにちはいっと6けん」、BS TBS「にっぽん鉄道写真の旅」の出演などで知られる。
写真集ではその他、ターミナルを利用する人たちが夢を語る姿を中井氏が撮影した写真や、一般の利用者から寄せられた東横線渋谷駅にまつわる思い出の写真やエピソード、東急電鉄所有の貴重な写真なども収録。B5判128ページで、価格は2,100円。全国の書店とインターネットを通じて販売する。