タレントの山口もえと千秋が12日、都内にて実施されたキャスリン・ビグロー監督の最新作『ゼロ・ダ-ク・サ-ティ』のトークショー付女性限定試写会に登場した。
同作は、映画『ハート・ロッカー』(2010年)でアカデミー賞作品賞・監督賞を受賞したキャスリン・ビグロー監督の最新作。9.11テロから10年、首謀者のビンラディンがネイビーシールズに殺害されるまで、CIAがどのような追跡を行ったのかをCIA関係者たちから念入りに取材し、完成させた作品だ。
この日、同作の主人公である若き女性CIA分析官・マヤのようにか弱い女性にみえながらも子育てと仕事を両立し、芸能界をたくましく生きているという理由で同イベントに呼ばれた千秋と山口。まず、同作の感想を聞かれると「衝撃でした。開始数分で涙を流しました。2000年になって私の人生でこういうことがあったなんて驚きです。使命感を持って闘うマヤの姿に共感しました。現代社会の女性を象徴していると思います」(山口)、「ニュースの裏側を知るのが好きなので、真実が知れました。途中マヤの目線で見ていて、男性社会で生きていくための意思の強さに共感しました。同じ立場だったら私も最後まで追い詰めますね。歴史も知れるし、女性の生き方も分かる映画です」と二人ともすっかり主人公のマヤに感情移入した様子。
マヤが使命感と"執念"でビンラディンの居場所を突き止めたことから、山口が"執念"でやり遂げたこととして「車の免許3回落ちたけど、途中で諦めずに4回目でとりました。あ、野菜ソムリエも2回落ちて、3回目でとれました!」と自信満々に話すも千秋に「それ、意外じゃないよ。しかも、授業料払ってるし!ふつう、成し遂げようとするでしょ」と冷静にツッコまれた。さらに、千秋は自身の応援する阪神タイガーズの優勝が決まるかもしれない試合のときに仕事で応援にいけず、思わず「私は芸能人の前に阪神タイガースファンなんだ!」と思って(仕事場を)飛び出そうとしたというエピソードを披露した。
また、今週に迫ったバレンタインの話を取材陣から振られると「娘が、バレンタインチョコをクラス中にあげます。私は作らない!だってお菓子は買ったほうがいいもん」と千秋がお嬢様ぶりと発揮する一方、お笑いコンビ爆笑問題の田中裕二との交際が噂されている山口は「チョコは買おうかな。あげたい人は、お世話になっている人や仲良くしている人。本命チョコ?千秋ちゃんにあげないとね」とはぐらかしつつも、田中との関係については「温かくそっとしていただけたら……」とした。