「中学の時のあの子、今頃どこで何しているんだろうな……かわいかったな……」。ふと思い出す過去の好きな人のこと。付き合えなかったからこそ思い出す、甘酸っぱい記憶だ。マイナビニュース会員独身男性300名に、好きな人に告白できなかった、というそんなほろ苦い体験を教えてもらった。
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Q.好きな人に告白する前に諦めたことはありますか?
はい 45.3%
いいえ 54.7%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどうしてですか?
■最初から無理そう
・「余りにも高嶺の花だったので、端から諦めモードだったから」(40歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「告白しても無理だという雰囲気や友達からの話を聞いていたから」(26歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「学生のとき、相手が彼氏持ちで、その仲が学年で周知されていたので」(27歳男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「結婚式の日にちを聞いてしまったから」(27歳男性/その他/技術職)
■自分と比較してみると
・「自分が相手に値しないと思ったので」(28歳男性/金融・証券/販売職・サービス系)
・「好きな人に恋人がいて、その恋人が自分と比べてすごいできるひとだったから」(26歳男性/金融・証券/営業職)
・「どの男からも人気があり、周りに対して自分は到底及ばなかった.」(25歳男性/情報・IT/技術職)
■勇気がなくて
・「単純に告白する勇気がなかったから」(32歳男性/ソフトウェア/技術職)
・「度胸がなくて」(31歳男性/生保・損保/専門職)
・「自分に自信がもてなかった」(37歳男性/小売店/販売職・サービス系)
・「タイプすぎて緊張しすぎて」(31歳男性/食品・飲料/販売職・サービス系)
■タイミングが遅かった
・「告白するタイミングを逃してしまい会わなくなったため」(35歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「学生の時に、決断が付かず、先延ばしにしていたら、卒業してしまいそれっきりになってしまった」(26歳男性/団体・公益法人・官公庁/その他)
・「その女の子がサークルの先輩のことを好きで、それを気にしている間にその先輩に持っていかれた」(29歳男性/電機/技術職)
■相手にゲンメツ
・「一見、性格が良い様に感じていたが女性同士の会話時にとげのある発言をしているのを見てしまったから」(33歳男性/情報・IT/技術職
・「喫煙しないものと思ってたが、実際は喫煙派でガックリ、ジックリ見ると歯もきれいでなかったので」(32歳男性/自動車関連/営業職)
・「若く見えて生活感も感じなかったが、実はかなり年上で既婚者だった」(34歳男性/学校・教育関連/技術職)
■告白にはこんな障害も
・「母親との仲が良すぎて中に入れなかった」(48歳男性/その他/その他)
■総評
告白前に諦めたことがある男性は、ほぼ半数。同様の女性版アンケートと似たような割合となった。女性とあらばすぐに「愛してる」と言いよるイメージのイタリア人などと比べて、やはり日本人男性は基本的にシャイなのだろう。
理由としては、すでに彼氏がいたり、モテる女性だったので、泣く泣く諦めたというのが一番多かった。玉砕が分かっていてその上で告白するなんて、どんな人でも難しいだろう。
相手の彼氏や恋のライバルと自分を比較してみて、負けているから諦めたという回答もあった。裏を返せば、もし彼氏よりも自分の方が上だと感じればチャレンジしてみる、ということで、メス獲得をめぐる激しいオスの競争本能を思わせる。
もちろんそんな肉食系男子ばかりでなく、単純に告白する勇気がなかったという男性の声が大半。ただモジモジしているうちに、タイミングが遅れてしまい、他の相手にとられてしまったり、会う機会がなくなってしまったりという残念なパターンだ。ここぞ、という時に動く男性に女性はついていくもの。恥ずかしさで決断力を鈍らせないように気をつけたい。
その他に見られたのは、相手の女性側に問題があったケース。最初は良い部分しか見えなかったが、だんだんと性格や年齢、生活などが分かるにつれて、男性側の恋心が冷め、告白しなかったという意見がいくつかあがっていた。それが分からないまま勢いに任せて告白すると、後でエラい目に遭うこともあるようだ。告白は、冷静と情熱のあいだで、タイミングを見計らいながら決行すべし! だ。
(文・アリウープ 中嶋絵里)
調査時期: 2012年12月28日~2013年1月8日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート