映画コメンテーターのLiLiCoとモデルの栗原類が23日、都内で行われた映画『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のPRイベントに登場した。
同作は、文学界の権威あるブッカー賞を受賞したヤン・マーテルのベストセラー小説を原作とし、アカデミー賞受賞監督であるアン・リーが映画化した作品。海で嵐に見舞われ、ただひとり生き残った16歳の少年パイの数奇な運命を描く。
イベントには、数年間ホームレスで映画の主人公同様のサバイバル生活を体験したというLiLiCoと主人公と同じ10代である栗原が揃って登場した。最近、さまざまなイベントで栗原と一緒になるというLiLiCoは、栗原の母親と自分が同い年であることに触れ、「自分が生んだんじゃないかと思う」と母親のような優しい目でコメント。"ポジティブ女LiLiCoとネガティブ男栗原類によるトークサバイバルイベント"と題したこの日のイベントで、イナゴを食べることになった栗原は、顔の近くまでイナゴを近づけるものの最終的に「これ無理です」と断念。すると、LiLiCoは、取材陣にシャッターチャンスすら与えないほど、あっさりとイナゴを口に入れ「お酒が飲みたくなっちゃった」と栗原の"母親"らしく余裕の笑顔をみせた。
また「トラと漂流してみたいね。すぐ食べちゃうけど」と語るLiLiCoに対し、栗原が「百獣の女王ですね」と淡々と返すと、ノリノリなLiLiCoは「(私と対戦したら)武井壮が初めて負ける」と"百獣の王"を目指している武井壮に挑戦状を叩きつけた。
ほか、同作をすでに鑑賞したというふたりは「映画館で思わず声を出してしまうくらい美しい映像! 3Dがこの映画を待っていた」(LiLiCo)、「映像の使い方が非常にキレイで魅力的だった」(栗原)と口々にその映像美を絶賛。さらにLiLiCoは「見終わったときに映像の余韻に浸れる作品。何回も見たくなると思う」と本業の映画コメンテーターらしく饒舌に語った。
映画『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』は、2013年1月25日より、TOHOシネマズ日劇ほか全国公開。