整体師の大山奏です。年末年始は何かと行事が多くてついつい食べ過ぎたりしますよね。おせち料理にお餅・お雑煮など、おいしい料理もたくさんあります。今回は、無理に働かせた胃の不調を取り除くツボをご紹介します。

ツボ

膝の外側のくぼみから、指4本分下にある「足の三里(あしのさんり)」というツボは、胃の不調を整える効果のあるツボです。

ツボの押し方

膝下のくぼみから親指以外の指4本を当てた隣にあります。親指でこするとズンっと重たい痛みがある場所です。

「足の三里」は足の疲れをとる効果もあるため、その昔に松尾芭蕉も活用したとか

ツボの豆知識

ツボの「足の三里」は、慢性的に胃腸が弱い人にもオススメのツボです。消化を活性化させるため、食欲不振に効果があります。イスに座ったまま片脚のかかとで膝下の外側をこするように刺激してもいいです。

松尾芭蕉の『奥の細道』はみなさんご存じだと思います。冒頭の一文に“三里に灸すうるより”とあるのを覚えていますか? 「足の三里」は、足の疲れをとる効果もあります。旅を続けた松尾芭蕉も、旅先での胃腸トラブルや足の疲れを取るために使っていたツボなんですね。  
ですが、「ツボが分かったから大丈夫!」ではなく、暴飲暴食にはくれぐれもお気をつけくださいませ。

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。

「ひよっこライター大山奏」