本日公開された『牙狼<GARO>~蒼哭ノ魔竜~』本ビジュアル

2013年2月23日(土)に公開される特撮映画『牙狼<GARO>~蒼哭ノ魔竜~』の本ビジュアルが21日、公開された。

本日公開された本ビジュアルのキャッチコピーは「モノたちの世界を守れ」。これまで、ダークな世界観を表出してきた本シリーズだが、今回の『牙狼<GARO>~蒼哭ノ魔竜~』はシリーズのイメージを根底から覆し、一新するようなファンタジックでポップな仕上がりとなっている。本作では、小西遼生演じる魔戒騎士・冴島鋼牙の最後の戦いが描かれるが、公開されたビジュアルイメージのとおり、おとぎ話の世界を体現するようなキャラクターが多数登場し、子供から大人まで楽しめる作品に仕上がっているという。

そして、日本公開日と同じ2月23日(土)には、台湾で本作の上映も決定。台湾では、これまで旧シリーズのビデオリリースはあったものの、劇場版の公開はこれが初めてのこととなる。台湾のファンからの熱い要望が寄せられたことを受けて実現し、しかも日台同時公開という大きなプロジェクトにまで発展した。映画公開にさきがけて、2月14日(木)から18日(月)にかけて台北市で開催される台湾最大級のアニメイベント「国際動漫節」では特設ブースを設け、雨宮慶太監督もスペシャルゲストとして訪台を予定。なお、本作はその他の国からのオファーも続々と届いているという。

『牙狼<GARO>~蒼哭ノ魔竜~』は、"ヒト"を守るため、大いなる力"ガジャリ"と契約した主人公・冴島鋼牙が、"嘆きの牙"を持ち返るために"約束の地"に降り立つ。しかしその瞬間、今まで戦いを共にしてきた牙狼剣、魔法衣、魔導輪を失ってしまう。鬱蒼とした森を抜けた鋼牙は、囚われていた少女メルを救い、メルは自分のことを"モノ"だと言うのだが――を物語の導入とし、冴島鋼牙の最後の戦いが描かれる。

(C)2012 雨宮慶太/東北新社