映画『ダークナイト』(2008年)のクリストファー・ノーランが製作、映画『ウォッチメン』(2008年)、『300<スリーハンドレッド>』(2006年)のザック・スナイダーが監督した、新たなスーパーマン誕生の物語を描く映画『マン・オブ・スティール』の新コスチュームの全貌が明らかになった。

今回、国内初公開された同作の新コスチューム

今回、国内初公開されたコスチュームは、実際に撮影で使用されたもの。今までの作品で使用された衣装とは素材が違い、鎖が織り込まれたような繊細な模様が全身に浮かび上がり、屈強な肉体をより際立たせるフォルムとなっている。

また、今回の衣装では、今まで変更されることのなかった、スーパーマンのトレードマークともいえる赤いブリーフがなくなっている。ザック・スナイダー監督は、この点について「コスチュームは私にとってとても重要なことで、長い時間をかけて色々なものを試したんだ。1500以上にも及ぶコスチュームを見比べて研究したよ。私は赤いブリーフをそのままにしたかったんだ。だけど、皆は、「ブリーフはやめよう」と言ったんだ(笑)」と語る。また、同作でコスチュームのイラストを手掛けたフィリップ・ブーテは「製作チームは赤いブリーフを履かせる事で"地球的"に見えてしまうと判断したんだ。スーパーマンはクリプトン星からやってきた、生まれながらのヒーローだからね。"地球的"である赤いブリーフを、製作チームは脱ぐという大きな決断に至ったんだ」と、最後の最後まで協議を重ねた上で、トレードマークを脱ぎ去る決断をしたことを明かしている。

なお、同作の予告編は12月22日より全国の主要劇場にて順次上映される予定となっている。映画『マン・オブ・スティール』は2013年夏全国公開。

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